時事放談 トップページ 毎週日曜あさ6:00〜6:45
過去の放送 出演者 時事放談「サロン」 テレビプロデューサーの日々
 
 
 第一六七回 ('07年9月9日放送)
  「どうなる『安倍丸』」 〜明日から臨時国会〜

  ゲスト: 中曽根康弘 氏 / 渡辺恒雄 氏

― 桑田真澄投手の今後について
渡辺

「本人に聞いてみないとわからないですけどね、楽天っていう説もあるし。ただもう現役の選手としてはちょっと寿命がきたんじゃないですか。やるならコーチかなんかでね。頑張ってもらわないと」

― 安倍改造内閣について
中曽根

「まぁ、かなりよくやったと。今までのなんていうか初心者内閣みたいな、そういうものを一掃した。特に『与謝野・麻生ライン』っていうのは期待されているだろうと思うんです。しかし、問題は、安倍総理が、重量感のある新しい閣僚を上手く使いこなしてやれるか。材料はよく集めたけど、いい家ができるかどうかは、安倍棟梁のこれからの腕前にかかっている」

― 瀬島龍三さんの思い出
渡辺

「瀬島さんってのは、おそろしく頭がいい、陸大一番、恩賜の軍刀かなんかもらって大変な秀才であったことは事実ですね。それから、非常に政治操作が上手かった。毎週土曜日の午後8時になると僕の自宅に、『NHKの大河ドラマ』を一生懸命見ている時に電話をかけてきて、政界の裏事情、集めるんですよ(笑)」

― 「ねじれ国会」について
中曽根

「2代政党主義でね、小沢君が次に政権を取ろうと考えたら、国家を忘れたら資格ないですよ。その大事な国家がかかっているのが、今度の『テロ特措法』の問題でしょ。ですから何でも反対ばかり言ったら、昔の社会党左派と同じじゃないかと。国民は批判を持ちますよ」

― 「大連立構想」について
渡辺

「大連立論を出して、いろいろ各方面の野党を含めた政治家に意見を聞いていますが、説得すると賛成論の方が多いですね。ただ、いつできるかというタイミングの問題はあるんですよ。僕はできる可能性はかなりあると思うんですね」