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過去の放送 出演者 時事放談「サロン」 テレビプロデューサーの日々
 
 
 第一六五回 ('07年8月19日放送)
  「大丈夫か 安倍総理」
 〜第一次は散々、では内閣改造は〜

  ゲスト: 森喜朗 氏 / 渡部恒三 氏

― 麻生大臣ブランドの菓子が売れているそうで…
渡部

「僕はまだお菓子になれなかったからね。森さんもあの時ならなかったな」

「あまくないから、私は」

渡部

「お気の毒だったなあ」

「べつに甘くないから、なめてもらわなくてもいいんだから」

― 小池大臣VS大物次官騒動に思う

「自分でもわかってますよ。長いことは。だからもう当然もうお辞めになることはかなり前から本人はそういう気持ちでおられましたよ。たとえはあんまりよろしくないけど、切腹しようと思って、武士の最後の華だと思ってやろうと思ってる後ろから、なんか刀で切りつけたっていう感じがしますね」

渡部

「森さん、話違うのはね。どっちがいい悪いでなくてね、やっぱり行政というのは秩序があるでしょ。大臣の電話にね、事務次官が出ないなんていうことは常識にありえない。特に防衛っていうのは一秒一分を争う何かが起こった場合、すぐに対応しなくちゃなんない。だから今の政権がもう実質的に国民に対する役割を果たしていないと、いうことを言ったんで」

― 安倍首相がとるべき道
渡部

「安倍君のとる道はやっぱり参議院の国民の声を非常に大事にして総辞職されるか。しかし今俺はこの国のために総理辞められんと、いうのであれば、これは衆議院が総理大臣を決める場なんだと言って今すぐ国会を解散して国民の意思を問うて、参議院は俺を否認したけど、衆議院はちゃんと俺を信任してくれというんで。今この民主主義の原則をね、国民の政治信頼を守るためには安倍君の取る道は二つしかない。今総辞職して、辞めるか」

「今の状況の中でそんなに早く解散すぐ急いでやると飛んで火にいる夏の虫ですよ、まさにね」

― 困るのは…
渡部

「国の為にはもう一遍福田君に登場してもらいたい。しかしそれではちょっと民主党が次政権とるのには困るから、やっぱり次に民主党政権とるためには安倍君に続けてもらいたい。非常にむずかしいんです。しかしやっぱり党利党略よりは国益のために私は働くべきだと思ってますから。福田君なんかになったらいいと思います」