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 第一四八回 ('07年4月22日放送)
  「テロルの決算」 〜タブーはいらない〜

  ゲスト: 森 喜朗 氏 / 渡部恒三 氏

なんてことでしょうか。現職の市長さんが、駅前で拳銃で殺されるなんて。選挙イヤーのヤマ場に、いけません。

どうしてこんなことになるんでしょうか?ひとつの出来事で片付けられることなのか。もっと根っこのあることなのか。根っこがあるなら、そこを直さないと、また起きてしまいます。どうすれば、いいのでしょうか。

そして、今日は東京をはじめ、統一地方選挙のまさに投票日。天王山の参議院選挙も迫ってきました。さあ、ドラマチックトークのスタートです。



― 早稲田大学時代の思い出
渡部

「白いごはんだけが最高のごちそう。そこにね、醤油かけてね、食べてね、弦巻食堂っていう食堂あったんだけど、そこの女の子にね、しかられたことあります。『醤油勝手に使わないで下さい』って」

「早稲田ラクビーの寮に行った時に、『たらふく食わしてやるからな』って言って、先輩がみんなのところに行って、少しずつご飯をもらってきて、それを『おい、食え』って言って。うれしかったね」

― 長崎市長銃殺で
渡部

「自分が気に入るとか気に入らないのをあらわすのが選挙なんですから。だから、あいつを選挙でおとしてやれっていうこと、選挙で投票しないぞっていうことでいいんですよね。それをね、ピストルで撃つなんてことなったら、民主社会がなりたたない」

「意外に拳銃がどこにでもあるんだね。むしろそのことをですね、もう少し警察もよく認識しなきゃいかんことだと思いますね。銃がないこと、銃をもたないことがわが国誇りでもあったわけですからね」

― 最近の国会は
渡部

「党首討論なんていうのはね、野党のためにつくったみたいなもん。国会ってのは本来、野党のためにあるんですから」

「確かに野党に対するできるだけの時間をあげるようにしなきゃならんが、野党、民主党の方もしっかりとした国対の対応ができないんですよね。どうも、とにかく議会というものが形骸化されてしまってる感じしますね」