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 第一四五回 ('07年3月25日放送)
  「首都・東京は国を変えるのか、変えないのか」

  ゲスト: 塩川正十郎 氏 / 渡部恒三 氏

さぁ、桜が咲きました。公園の花見を考えると、わくわくしてきますね。そして、その公園の掲示板には様々な候補者の顔写真が張られ、選挙ムードも一気に全開です。

さぁ、首都・東京の知事選挙をはじめ今回の選挙は今後の政治をどう変えていくのことになるのでしょうか? いや、むしろ政治を良くするきっかけにするにはどうしたらいいのでしょうか。 今日は、政治のウラを知る渡部さんと塩川さんに、ズバリお話し頂こうと思います。



― え?幕引き?「なんとか還元水」問題…
塩川

「こういう問題で、終始しておったら国会もったいないですね。お互い与野党ともですね、猿のケツを笑ってるようなもんですからね。これじゃちょっと私、国会として貧弱だなと思いますね」

渡部

「これはもちろん野党はこういう問題を追及するために存在するみたいなんだから、本当はもうとっくに、これみんなクビとってなくちゃなんないんですがね。ところがこっちで追求してるとこっち側もでてくるんですよ。国会って言うのはね、国民のためにけじめをつけるところですから、国民のためにならない大臣を辞めさせられなかったということは、野党がやっぱりだめだっていうことで」

― 開幕!統一地方選。でも民主は不戦敗が多いようで…
塩川

「僕は今、渡部さんがここにおいでで言うの失礼やけどね、民主党の選挙対策っていうのはね、明治の大砲みたいなもんやと思う。ドーンっと、明治の大砲。音は大きい。ワーッというけどね、開けてみたら効果はあんまりない」

― 地方と東京、こう考える
渡部

「地方は今なんていったってね、小泉君の地方切り捨てでね、本当に困っています。過疎の町村なんかは財源がその町にないんですから。地方このままいくとね、日本に故郷なくなっちゃいますよ。この地方選挙でね、大きな問題でやっぱり東京があるから地方があるんじゃなくて、地方があるから、東京がある。地方の人たちがみんな東京にでてきて今の素晴らしい東京つくってる」

塩川

「私がもし東京都の知事だったら、財政のうちのですね、いくらかはですね、東京都の財政のうちですよ、いくらかは地方の方に、一つの奨学資金とか、地方に分散してくれるようなこととか」

― 岩見さん、3年間お疲れ様でした
岩見

「三年間で三十五人の、本当に一級の方々にご出演いただいた。その中で後藤田さん、松野さん、諸井さん、この三人の方がお亡くなりになりました。改めて天国に向かってお礼を申し上げます。ありがとうございました」