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◆ 第二十二回 ('04年9月26日放送)
「どうする内閣改造」
ゲスト: 後藤田正晴 氏 / 野中広務 氏
アメリカでキャッチボールしていた小泉総理が帰ってきた。そして、安倍幹事長と会談したり、小泉政権4度目の人事に着手した。自民党の役員人事、内閣改造は週明け。そもそも内閣改造とは何なのか、今度の人事のポイントは、見所は…。
― プロ野球の騒動については
後藤田 |
「野球ってのは本当は公共財になってるんですよ。そこへ、僕はみんなが気がついたかなと。…そういう意味でね、よかったと思いますよ」 |
野中 |
「…ファンがあり、そういう上で、選手があり球団があるわけですからね」 |
― 内閣人事のポイントは?
後藤田 |
「党との融和、そういうことばかり考えますとね、この内閣の命綱っていうのは国民世論…その国民世論が…どう反応するかっていうことになりますねえ。これ二律背反になるんですよ」 |
― 人事に関する小泉総理の発言は…
後藤田 |
「人事ってのは間際まで言わんほうがいいのだとこう言っておられましたね。まさにこの通り、僕は。だけどもね、今までね、言い過ぎてるんじゃないですか?…党に対して融和するような発言があるかと思うと…餌巻きみたいな発言もあってね」 |
野中 |
「郵政民営化を踏み絵に…閣僚を選ぶという、こんな恐ろしいことを、口にするのはね、東条内閣以来だと思いますよ」 |
― 橋本内閣の時は
野中 |
「すまんけど、内閣の顔ぶれは、加藤さんと野中さん、二人でやってよ、今
夜はちっとゆっくり寝させてよと言うんですよ。…飛び上がってしまいましたよ。
本当にいいんですかと言ったら、うんまあ明日の朝ちょっと見せてくれたらいい
わと」 |
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