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 第五回 ('04年5月9日放送)
  「政治に元気がない!軽い政治の行方は」

  ゲスト: 村山富市 氏 / 野中広務 氏

どうしてこんな事になってしまったのか!「年金」を引き上げる国会議員がなぜ 払っていないのか。「イラク」はどこまで泥沼につきあうことになるのか。 「北朝鮮」は。
小泉政権の高い支持率の一方で漂流する日本政治。村山富市元総 理大臣と、当時、自治大臣兼国家公安委員長の野中広務氏が一刀両断!

― 福田官房長官辞任について
村山 「やっぱり官房長官というのは大変なんですよ。総理というのは国民に向けていい顔していい事を言えばいい。その舞台回しやら色んなものは全部官房長官がやるわけですから・・・」
野中 「(北朝鮮問題)に絡んではおらないかという、あの人、一生懸命に正道に戻すためにやってきた人だけに、もういいやという気を起こさせたのではないかという・・・」

― 年金問題について
村山 「議会制民主主義をとる国会の役割というのは、法案が出たら、国民の前で法案を議論する・・・。そして国民の反応が出る、反応を受けてまた議論する。こういうことが議会制民主主義のルールですよ、ひとつの。今はもうルールがないでしょ。」
野中 「民主党が『与党案には反対』と言って(合意で)自己満足しているのは児童劇を見ているようだ。」

― 菅直人氏について
野中 「江角マキコさんですね。本当に再び立ち上がられないようにして自分は行政の責任だと、一党の責任者が、これは人権差別も甚だしい。私は許しがたいことだと思っていますよ。」


一言