放送アーカイブ

2014年9月14日放送
大アフリカ・スペシャルII

標高5000m!山が生んだ雨の森

アフリカの3つの高い山もグレートリフトバレーが生んだもの。
そのうちの1つルウェンゾリの中腹には雲霧林と呼ばれる森が広がります。
山にぶつかった湿った風が大量の雨を降らせ、深い森となったのです。

ゴリラの森とチーターの草原

グレートリフトバレーによってアフリカ東部の環境は変わりました。
地球上に700頭しかいないマウンテンゴリラや草原を時速110kmで走るチーターは、新たな環境に適応して進化したのです。

アフリカに人類のルーツ

進化したのはサルも同じ。
ゴリラと共通の祖先から分かれた人類も、かつてサバンナで2本の足で歩き出しヒトへと進化を遂げました。
近年グレートリフトバレー沿いで人類発祥の証拠が次々と発見されているのです。

巨大な谷「グレートリフトバレー」が生まれてアフリカの環境は大きく変わりました。
標高5000m級の山々が壁となり、その東西に異なる世界が生まれたのです。
西はゴリラがとどまった森、東はチーターが駆けるサバンナとなりました。
そして、我々人類もサバンナに進出し2本の足で歩き始めたと言われます。
大アフリカスペシャルの2週目、今回はグレートリフトバレーが生んだアフリカの7つの世界遺産をご紹介します。