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2013年6月2日放送
南部ラグーンのロックアイランド群

マッシュルーム形の島の謎

サンゴ礁の浅瀬の海に浮かぶ大小400余りのマッシュルーム形の島々。
ロックアイランドと呼ばれる島々は、サンゴ礁が隆起し雨風や波で削られマッシュルーム形になりました。
さらに雨が神秘的な海中鍾乳洞を生みました。

600万匹!クラゲの湖

ロックアイランドには海と切り離された海水の湖が点在し、それぞれ独自の世界を作っています。
一つの湖には600万匹ものタコクラゲの仲間が生息。
彼らは閉ざされた世界で生きるうちに、ここだけのクラゲの姿に変わった。

年に一度!新月の大産卵

サンゴ礁は長い年月をかけ積み重なり複雑な海中の地形を作ります。
そこは魚たちの楽園。夜、栄養豊かなこの海に、稚魚たちがエサを食べに姿を現します。
そして春。新月の数日前、イレズミフエダイの大産卵が始まります。

パラオの海にロックアイランドと呼ばれる、マッシュルーム形の島々が400ほど点在します。
これらはサンゴ礁が隆起し、雨風や波に浸食されてできたもの。
島には外洋から切り離された海水湖が多く見られ、その数は世界一といわれています。
その海水湖のひとつに、なんと600万匹ものクラゲが生息。彼らは海でなく湖で生きていくために、独自の進化を遂げました。
サンゴ礁の複雑な地形の海は、豊かな海の世界を育んでいます。

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