放送アーカイブ
2012年7月22日放送
トンガリロ国立公園
神が宿る三つの火山
今も噴煙を上げるトンガリロ。
1000年前、北島にカヌーでたどり着いた先住民マオリはこの山を神と崇めたのです。
探検!マグマの大地
ホワイトアイランドという噴煙を上げている島があります。
そこから南へ続く火山地帯にトンガリロはあります。
撮影隊が歩きながら撮影を敢行すると、エメラルドに輝く池や真っ赤な火口が口を開けていました。
マオリ最後の賭け
19世紀イギリスはマオリと条約を交わします。それはニュージーランドを植民地とするもの。
でもマオリの首長は聖地を守るため敢えてイギリスにトンガリロを献上。
しかしトンガリロは国立公園となり守られたのです。
ニュージーランド北島は、今も火山活動が活発に続く島。
1000年前、この島にカヌーで渡って来たマオリの人々は、“白くたなびく雲のかかる山”・トンガリロを見て神の宿る聖地と崇めます。
そこには一体どんな風景が広がっているのか?
撮影隊はトンガリロに登ります。
そこは草木も生えないような荒涼とした溶岩の山。山頂には真っ赤な火口が口を広げていました。トンガリロ…。それは今も昔もマオリの大切な聖地でした。
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