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2011年7月10日放送
ラス メドゥラス
奇妙な自然
標高750mの大地に東西4キロ、南北5キロに広がる奇岩の森。
山肌に見られる大小さまざまの穴からローマ人の痕跡を探ります。
超テクノロジー!山崩し
ローマ人は水を巧みに使い、一度に大量の金を取り出しました。
ダイナマイトのような破壊力を持つ「山崩し」をCGで再現しました。
ローマ人の贈りもの
「山崩し」はスペインの地に数々の置き土産をしました。
今、大地を覆う栗の木もローマ人が採掘労働者の食用に植えたものです。
この栗がのちのラス メドゥラスの景観と暮らしを守りました。
スペイン北西部のラス メドゥラスにある奇妙な岩の群れ。
自然遺産と見まがう景観ですが、古代ローマ時代の繁栄を支えたとも言われる金鉱跡です。産出量は200年の間で、750トン。
しかしラス メドゥラスにあったのは金脈ではなく、砂金。
ローマ人は人類史上でもまれに見る高度なテクノロジーを使い、一度に大量の金を手にしました。その名を「山崩し」。
ローマ帝国を支えた金山の物語です。
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