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2011年2月20日放送
インカのすべてII

マチュピチュ発見から100年

1911年7月24日、アメリカ人探検家ハイラム・ビンガムが、マチュピチュを発見しました。彼は、映画「インディ・ジョーンズ」のモデルとも言われる人物。
発見当事の貴重な記録も紹介します。

驚きの石積み技術

インカの高度な文明を証明する石積みの建造物。隙間のない石壁は、カミソリ一枚通さないと形容される程です。その驚きの技術を、マチュピチュで長年、石壁の修復に携わる石工職人に再現してもらいました。

聖なる石

取材中、偶然、マチュピチュで新たな土器が発掘され、地元記者が大勢駆けつけました。土器の傍らからは、意図的に並べられた複数の石も見つかりました。実は、この石、聖なる力を持っていたのです。

ミイラは生き続ける

マチュピチュでミイラが安置されていたと考えられる場所が見つかりました。
インカの皇帝は、死後もミイラとなって生き続け、国を治めていたといいます。
人々はミイラとともに日常生活を送っていたのです。
世にも奇妙なミイラ信仰を探りました。

謎の空中都市マチュピチュの秘密

“謎の空中都市マチュピチュ”とは一体、何だったのか?
長い間、多くの人々の間で議論されてきたマチュピチュの意味。実は、“インカ最後の秘密基地”であった可能性が高いことが分かったのです。

インカ特集の第2週目は、世界で最も人気のある世界遺産、マチュピチュです。
わずか50年で巨大帝国に成長したインカ。
その最盛期に造られたのがマチュピチュでした。切り立った断崖の頂きに、居住区、農耕区、灌漑水路まで整備した高度な都市建設には驚かされます。
この謎の空中都市について、発見から100年たった今も多くの謎が残されています。しかし、今回の取材で、マチュピチュに関して、新たな事実が次々と浮かび上がってきたのです