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2011年1月16日放送
ヨーロッパの旅II「ライン川を北へ」

古城とブドウ畑が織り成す65キロの美しい景観「ライン渓谷」。
ロマンティックなお城には、大砲や拷問所が。
お城の意外な役割を紹介します。

ラインの恵みは、世界的に有名なワインの産地を生みました。
河畔に栄えた街・リューデスハイムで、ラインならではのワインの楽しみ方と出会いました。

ライン川の交易により栄えた街、ドイツのケルン。
そしてフランスのストラスブール。
2つの街は富の象徴として建築した大聖堂の高さを競い合いました。

遥か昔ヨーロッパをひとつに結んだ水の道「ライン」。
1230キロの流れは、かのローマ帝国の国境にもなりました。
人とものが行きかい、ロマンや文化を運び続けた大河、河畔にはラインの栄華を物語る5つの世界遺産があります。
ラインが注ぐ湖の島ライヒェナウ。そこには1000年以上も昔の貴重な絵画が残されていました。ブドウ畑と古城が織り成す「ライン渓谷」には、ロマンティックな美しい景観が続きます。
ライン川には交易によって栄えた大都市が生まれました。
そこに聳えるのはかつて世界一をほこった巨大なケルン大聖堂。
そして河口に広がる湿地帯を干拓したオランダの顔、風車群。
新春スペシャルの後編は遥かなるライン、1230キロを船で巡る旅です。