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2010年7月4日放送
エルビスカイノのクジラ保護区
クジラタッチ
ここは、世界に先駆けて「クジラの保護区」として世界遺産に登録された場所。
世界中の人々が、ホエールウォチングのため観光に訪れる。
なんと、コククジラは人間に自ら近寄ってくるため、クジラに直接触れる事ができる。そんな場所は世界でもここだけ。
海底のブルドーザー
他のクジラには見られない、コククジラの不思議な生態が、“食性”。
彼らは、食事の際、海底をブルドーザーのように頭で掘りながら、大量の砂を巻き上げてゆく。実は、この奇妙な行動によって、必要なエサを摂っているのだという。
クジラの昼寝
午後の昼下がり、ビスカイノ湾で目撃される奇妙な光景、それは…“昼寝するクジラ”。海上にピクリともせず浮かぶ様は異様。
撮影スタッフは、貴重な姿をカメラで捉えた。
山地に潜む“クジラ”
ビスカイノから東へ100km。標高2000m以上の山地に、200点以上の
洞窟壁画が残されている。その歴史は、紀元前12世紀にまで遡るという。
奇妙な事に、その壁画の中には、クジラの絵も…。
カリフォルニア半島の中央、太平洋岸に位置する、ビスカイノ湾。
ここは、世界で1番のコククジラの繁殖地。
毎年12月、極北のベーリング海からビスカイノにやって来たコククジラは、翌年の3月には再び 北の海へと帰っていく。
その回遊距離は、往復2万キロ。ホニュウ類の中では最長の記録だという。
だがなぜ、コククジラは、広い地球の中でも、あえてビスカイノに集まるのか?
番組では、コククジラの不思議な生態と自然環境との不思議な関係を探ってゆく。
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