世界遺産｜第560回チュニス旧市街 ON AIR HIGHLIGHT

第560回2007年09月16日
チュニス旧市街（チュニジア）

遺産名：
チュニス旧市街
Medina of Tunis

所在地：チュニジア（Tunisia）
分　類：C(ii)C(iii)C(v)
登録年：1979
放送日：2007年09月16日
放送回：第560回

緑なす国チュニジアの首都チュニスは、13世紀以降イスラーム王朝として繁栄した。旧市街は当時の面影を色濃く残す。
交易とメッカ巡礼の中継地にはさまざまな異文化がやってきて、どこにも見られない魅力的な都市を形成していった。
イスラームの人々は一年に一回、聖なる断食月ラマダーンを迎える。人々はラマダーンのひと月間、日の出から日没までいっさいの飲食を断つ。
ラマダーン明け前夜のチュニスの夜は開放感に溢れる。アッラーの教えを守ることでイスラームの人々は、国や民族を超え一体感を確かめ合うのだ。