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第505回2006年07月30日
タスマニア原生地域(II)(オーストラリア)
遺産名:
タスマニア原生地域(II)
Tasmanian Wilderness
所在地:オーストラリア(Australia)
分 類:N(i)N(ii)N(iii)N(iv)C(iii)C(iv)C(vi)
登録年:1982,1989
放送日:2006年07月30日
放送回:第505回
タスマニア原生地域(II)
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オーストラリアとタスマニアの珍しい生き物の代表は、カンガルーなどで知られる有袋類である。有袋類のメスは子宮が発達していないため、ごく短い妊娠期間で子供を産んでしまう。赤ん坊はわずか2〜3cmの未熟な状態であるため、フクロの中で充分大きく育つまで守るのである。
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有袋類の名前は、ほかの大陸の姿形の似た動物に例えられたものが多い。オオフクロネコの場合、ネコに見えたのだと思われる。木に登り、雑食性であるが、好物はネコと同じ動物の肉である。
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肉食性の有袋類の中では最も大型のタスマニアデビル。足が短いため動きがにぶく、生きた動物に対する攻撃力に劣る。そのため、死肉をあさることが多い。顎(あご)の力は非常に強力で、動物の頭蓋骨でさえ、バリバリと食べ尽くしてしまう。
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オーストラリアには、今よりもはるかに大型の有袋類がいた。ジャイアントカンガルーことプロコプトドンは体長が最大で3mにもなった。現生のカンガルーと違って顔が丸いのは、やわらかい木の葉を好んでいたからだと考えられている。そのほか、アフリカゾウほども体重があったディプロトドンや、カバのような姿のジゴマテュラスなど、有袋類は多様な進化をしていた。
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