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第498回2006年06月11日
シャーク湾、西オーストラリア(オーストラリア)
遺産名:
シャーク湾、西オーストラリア
Shark Bay, Western Australia
所在地:オーストラリア(Australia)
分 類:N(i)N(ii)N(iii)N(iv)
登録年:1991
放送日:2006年06月11日
放送回:第498回
シャーク湾、西オーストラリア
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オーストラリア大陸の最西端にシャーク湾はある。インド洋に突き出す岬によって外洋から隔てられ、穏やかな入り江が、東西100km、南北に200kmに渡って広がっている。シャーク湾は、手つかずの景観美をもち、自然と生命の形成過程の痕跡が多く残されている。さらに、絶滅の危機にある生物種を育むことから、自然遺産のすべての基準を満たすものとして世界遺産に登録された。
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シャーク湾は、多くの海生動物にとって安住の場を提供している。ウミガメにとっては、産卵地である。シャーク湾は全域が浅瀬で、船上から容易に動物を観察できることから、ウミガメの生態調査が盛んに行われており、絶滅を阻止するための貴重なデータが得られることが期待されている。
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ジュゴンは海牛ともよばれる大型のほ乳類であり、成長すると体長が4mにもなる。シャーク湾には約1万頭が生息していると見られ、穏やかな浅い海に守られている。湾内には、世界最大面積といわれる海草の森が広がり、ジュゴンの貴重な餌場となっている。
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シャーク湾のもっとも奥にあるハメリンプールには、地球の生命史において重大事件を起こした生命体の子孫が生き残っている。海底に並ぶ奇妙な岩は、ギリシャ語で、岩のベッド、ストロマトライトとよばれ、20世紀中頃に、シアノバクテリアという微生物によって作られたことがわかった。シアノバクテリアの仲間は、約35億年前から地球上の海底に大繁殖し、光合成によって大量の酸素を放出した。あらゆる生命にとって必要な酸素はこのような微生物によってもたらされたと考えられている。
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