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第460回2005年08月28日
マプングブエの文化的景観(南アフリカ)
遺産名:
マプングブエの文化的景観
Mapungubwe Cultural Landscape
所在地:南アフリカ(South Africa)
分 類:C(ii)C(iii)C(iv)C(v)
登録年:2003
放送日:2005年08月28日
放送回:第460回
マプングブエの文化的景観
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アフリカは、かつて白人から蔑まれ「歴史のない大陸」と呼ばれた。ヨーロッパ諸国は、ほぼ全ての土地を19世紀末から分割・植民地化した。リンポポ川とシャシ川の合流地にひらけた広大なサバンナも、3つの国家に分断される。この人気もない大地に800年前、最盛期を迎えた王国があった--マプングブエだ。
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南部アフリカに誕生した初の王国マプングブエ。10世紀に始まり13世紀末には放棄された。400年にわたる歴史は、一切文字で記されていない。1932年、丘の上にある王家の墓から驚くべき黄金の副葬品が発掘された--サイ・王杖・ボールなど。しかし、その事実は黒人差別の時代ゆえ、公表されずに忘れ去られた。
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聖なる岩山には、王宮が建てられた。麓では住民5000人が、鉄を使い農耕を営む。後にグレート・ジンバブエへと発展する〈石積み壁〉も、ここで始まった。周辺から採れる金や象牙を、アラブやインド・中国と交易することで繁栄を極める。王族が欲したのは、権威を際立たせる異国の贅沢品‥‥ガラスビーズだった。
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1970年代から発掘に携わるマイヤー教授は、「農耕民ベンダこそ輝かしい王国の末裔だ」と考える。彼らの生活様式から、王国の文化を解き明かす試みが始まった。パイソンダンスは、結婚できる身体になった娘の成人儀式だ。大蛇の動きになぞらえた踊り‥‥アフリカは、ゆっくりと固有の時を刻みながら文明を育んだ。
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