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第323回2002年10月20日
ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群(トルコ)
遺産名:
ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群
Goreme National Park and the Rock Sites of Cappadocia
所在地:トルコ(Turkey)
分 類:N(iii)C(i)C(iii)C(v)
登録年:1985
放送日:2002年10月20日
放送回:第323回
ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群
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6000万年前の火山の噴火によって降り積もった火山灰や玄武岩が100mもの厚さの凝灰岩となってカッパドキアの大地に堆積した。これが、風雨の浸食で柔らかい部分だけが削られ、奇岩が並び立つ奇妙な地形となった。その不思議な景観をもつ土地柄は、原始キリスト教徒たちにとって修道に最適の場所と写ったため、やがて修道院が多く作られることになった。
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火山性の凝灰岩は柔らかく削りやすい。カッパドキアの人々は紀元前からこの凝灰岩の岩盤を掘り抜いて住居として利用していたと考えられている。そして紀元前4世紀頃、キリスト教の修道士たちがこの地に多く集まり、無数の洞窟修道院が作られた。
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ギョレメ渓谷にある洞窟教会(りんご教会)。カッパドキアの修道士たちは、岩盤を掘り抜いて、柱やアーチもそのままにビザンチン様式の教会建築を再現した。壁面にはキリストの物語や聖人のイコンなどのフレスコ画が描かれている。
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カッパドキアの7カ所で、大規模な地下都市の跡が発掘されている。ビザンチン帝国の崩壊後、トルコはイスラームを信奉するオスマン帝国の支配下に入った。これらの地下都市は、異教徒たちから身を隠し、キリスト教の信仰を守るために築かれたと考えられる。通気口や集会所、ワイン倉、食堂など、驚くことにそこには暮らしに必要な機能が備えられているが、その暮らしぶりを残す記録は見つかっていない。
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