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第206回2000年06月11日
ブリッゲン(ノルウェー)
遺産名:
ブリッゲン
Bryggen
所在地:ノルウェー(Norway)
分 類:C(iii)
登録年:1979
放送日:2000年06月11日
放送回:第206回
ブリッゲン
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ノルウェー第二の都市、ベルゲン。ノルウェーが世界に誇る作曲家エドバルド・グリーグが愛した美しい街。7つの山に囲まれたベルゲンは、かってノルウェーの首都だった。およそ1000年前に街が作られ、政治的にも経済的にも重要な役割を与えられた。中世、北ヨーロッパでは最大の港町となり、海上貿易の中心地となった。
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北ヨーロッパ最大の港町となったベルゲンに世界中から商人が集まってきた。その中にドイツのハンザ商人達がいて、やがてベルゲンに居を構えるようになった。彼らの暮す地区がこのブリッゲンだった。ハンザ商人は当時の貴重な保存食「干し鱈」を買い付けるためにやって来た。屋根の尖った美しい切り妻壁の木造長屋が並ぶブリッゲン地区は1979年世界遺産に登録された。
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ドイツ人は15世紀になると街の人口のおよそ3分の1を占めるまでに増加した。ブリッゲンには独自の厳しい社会があった。この部屋は下働きの若者のベッドルーム。2段ベッドで、ひとつのベッドに二人ずつ寝ていたといわれる。若者達は親方から常に監視され、商人としての厳しい修業を積んでいた。
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ハンザの商人達が欲しがっていたのは、ベルゲンから北へ約1000km離れたロフォーテン諸島で作られた干し鱈だった。北極圏の海で獲れた鱈は、脂がのって一際美味しいといわれている。この干し鱈を最初に作ったのはヴァイキングだった。長い航海に出る彼らにとって干し鱈は究極の保存食だったのだ。この北極圏の島から毎年、大量の干し鱈がブリッゲン地区に運ばれていった。
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