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第202回2000年05月14日
ペタヤヴェシの古い教会(フィンランド)
遺産名:
ペタヤヴェシの古い教会
Petajavesi Old Church
所在地:フィンランド(Finland)
分 類:C(iv)
登録年:1994
放送日:2000年05月14日
放送回:第202回
ペタヤヴェシの古い教会
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フィンランド湖水地方、氷河が後退するときに形成された湖が無数に点在している。湖の面積は国土の20%を超え、それぞれが自然の水路によってつながっている。冬になると湖は固く凍り、白一面の世界に変わる。湖のほとりにフィンランド独特の木造教会が点在している。
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1763年、ヤーッコ・レッパネンという大工によって建てられた木造教会。当時中央ヨーロッパではバロック、ロココといった豪華な建築様式で宮殿や教会が建てられていた。中央ヨーロッパから遠く離れたフィンランド内陸部には、バロックなどの技巧は伝わらず、大工のレッパネンは伝聞と自分のイメージをたよりに、バロックを表現しようとした。
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ペタヤヴェシ教会の内部はさまざまな工夫であふれている。ローマ様式、コリント式などヨーロッパの建築様式が随所に見られる。天井に巨大な円形ドームが作られている、これを実現するために大工のレッパネンは、八角形を巧みに利用している。そしてその天井には、レッパネンを中心とした12人の大工の名前が記されている。
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説教台には独特なデザインの天使や聖人が飾られている。もちろん大工のレッパネンの作品。中央ヨーロッパの洗練された伝統的な天使像とは全く違った飄々とした天使達。祭壇の絵は放浪画家ブルーンの作品。地元の農民達はこの素朴な天使の説教台に敬虔な祈りを捧げた。
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