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第188回2000年02月06日
サフランボル市街(トルコ)
遺産名:
サフランボル市街
City of Safranbolu
所在地:トルコ(Turkey)
分 類:C(ii)C(iv)C(v)
登録年:1994
放送日:2000年02月06日
放送回:第188回
サフランボル市街
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東西を結ぶ交易路・シルクロードの要衝として17世紀に繁栄の頂点を極めたサフランボルは、住人のためというよりは、隊商(キャラバン)を組んでやってくる商人たちの便宜を考え建設された隊商都市である。白壁に赤い屋根の建物は商人たちが泊ったキャラバンサライの跡。
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サフランボルが隊商の便宜をはかるために発展した街だという事は旧市街のチャルシュ地区を散策するだけでたちどころにわかる。鍛冶屋、馬具屋、織物職人などが軒を連ね、生活の息吹を伝える。サフランボルには今もそこに生活する人々のために昔ながらの仕事が残る生きた世界遺産である。
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同時に、サフランボルの街はかって中央アジアの砂漠の民であったトルコ民族の生活様式を今に伝え、オスマン帝国時代を代表する住居建築、トルコ民家がまとまった形で良く保存されている。「夏の館」の室内は1万6千もの木製ピースで装飾された豪華なもの。
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トルコ式民家の特長は、各部屋の機能が未分化で役割がはっきり決まっていない事にある。これはトルコ民族がかってはテント生活の遊牧の民であった事に由来する。それは家の中に「泉」を再現している事にも表れている。やすらぎを与える水の音はトルコ人の「水の記憶」、「砂漠の記憶」に結びついているのだ。
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