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第165回1999年08月08日
ツィンギ・ド・ベマラハ厳正自然保護区I(マダガスカル)
遺産名:
ツィンギ・ド・ベマラハ厳正自然保護区I
Tsingy de Bemaraha Strict Nature Reserve
所在地:マダガスカル(Madagascar)
分 類:N(iii)N(iv)
登録年:1990
放送日:1999年08月08日
放送回:第165回
ツィンギ・ド・ベマラハ厳正自然保護区I
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ツィンギ・ド・ベマラハ厳正自然保護区に南北数十キロに渡って広がる奇岩の風景。これは、地上にむきだした石灰岩の地層が雨による溶食作用で尖塔状に形作られたもので、カルスト台地の最も特徴的な地形をあらわしている。これほど広範囲にこうした地形が見られるのは世界でもまれであり、こうした複雑な地形が今もこの地域への人間の侵入を拒んでいる。
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保護区の石灰岩台地には、岩がまっぷたつに割れたような巨大な亀裂が無数に存在し、一帯の地形をより複雑なものにしている。しかし、この亀裂も実は溶食の結果である。かつてカルスト全体を土が覆っていたときに、土中の二酸化炭素によってより溶けやすい部分が垂直に溶かされた跡なのだ。
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保護区の南の境界線を成すマナンブル川。川の水が長い時間をかけて台地を浸食し、両岸には300mもの高さの断崖が形成されている。この崖にある、岩棚や洞窟には近隣の住民が、先祖と崇める人々の埋葬地がある。住民の話では、その埋葬者たちはかつてインドネシアから渡ってきた人々の末裔だというが、真偽は定かでない。
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マダガスカル固有の霊長類である原猿の一種、ベロー・シファカ。原猿は、マダガスカル島がアフリカ大陸から分かれ孤立してまもない頃に、何かの偶然でこの島に渡ってきて、独自の進化を遂げたと言われている。ツィンギ・ド・ベマラハ厳正自然保護区には、野生の原猿が数種生息している。
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