瑛太さんインタビュー
Q:このドラマのお話を聞いたときのお気持ちというと?
大根監督から原作は読まなくていいと言われたのですが、パラパラと目を通してみて、ストーリーもたくさんのジャンルにわたっていて、読み終わりが痛快で気分よく楽しめ、とてもおもしろいと思いました。大根監督とは『まほろ駅前番外地』というドラマを一緒にやらせていただきましたが、このとき演じた便利屋も、探偵と重なるところがあると感じています。
Q:今回演じられる七瀬五郎とはどんな人物だと思いますか?
キーワードとしては、ちょっとバカでスケベなんだけど、人間としての誠実さも持っています。監督の演出によりゴローのいろんな面が見えてくると思うので、自分としては、特に決め付けないようにして、監督の想像力に委ねています。
監督から探偵ドラマをやろうと言われたとき、何の根拠もありませんが「ロン毛がいいかな」と思ったんです。普通の職業ならキチンとした髪型でないとダメだと思いますが、探偵業というある意味アウトローな世界にも行き来しているような職業だというイメージがあるので、ロン毛で普段はまとめているというのはアリかと思いました。
Q:そんな七瀬五郎を演じて思うことは?
依頼人が現れて、その問題に対してグレさんと動いて、そして解決して…と、流れはシンプルなのですが、ゴローの正義感や人を救いたいという熱量を、演じていて感じています。探偵は大変な職業だと思います。ストーリーの中では、家族にまつわる重い話も描かれていて、ゴローはしがない探偵だけども、その人たちを救いたいという気持ちの強さが出ていると思います。
Q:共演者の印象や撮影現場の様子はいかがですか?
まったく違う性格の人たちが集まっていると思うのですが、居心地が悪いわけではなく、それぞれ連携しながら、粛々と撮影に臨んでいる感じです。客観的に観て、この4人がおもしろく映っていたらいいなと思います。
今回の撮影では、全ての面においてチャレンジだと思っています。とにかくたくさん撮るので、ある意味の修行というか、俳優にとってとても厳しいところに身を置いてやっているので、集中力を保つのが本当に大変です。
Q:最後に、みなさんへメッセージをお願いします!
人情モノもあればミステリーもあって、アクションも恋愛もあり…といった感じで、いろんな要素がある中、依頼人の思いに対して、探偵として人としてどう応えていくのか? そんなおもしろ味と、問題を解決したときの爽快感はこのドラマの魅力だと思います。
今までに見たことのない探偵ドラマになっていると思いますので、ぜひ毎週欠かさずご覧ください。