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中国の年越し料理“水餃子”

12月24日(月)放送

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小野寺さん「日本では大晦日に年越しそばを食べる習慣がありますが、海外ではどうなのでしょうか。今回は中国の年越し料理についてご紹介します」

というわけで、小野寺キャスターが向かったのは埼玉県・川口市にある住宅街。

小野寺さん「初めましてTBSのはやドキ!です」
女性「よろしくお願いします。はい、どうぞ!」

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こちらは来日30年、中国の年越し料理を紹介してくれる左(さ)・万萍(まんへい)さん。
左さんは中国最大のSNS「ウェイボー」でオリジナル家庭料理を紹介!フォロワー数12万人を超える、人気の料理研究家なのです。

小野寺さん「中国では年越しの料理は、どのような物を食べますか?」
左さん 「家族みんな一緒に水餃子を作ります」
小野寺さん「えっ!水餃子ですか!」

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中国でいう餃子は日本でおなじみの「焼餃子」ではなく「水餃子」。年越しに「水餃子」を食べると万事が思い通り順調にいくのだそうです。
まずは「水餃子」の皮作りから。小麦粉のとなりにあるのは「人参」と「ほうれん草」

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この2つの野菜にはある意味が込められているのです。
左さん 「赤い色は体の健康の為に。緑は春の生命、新しい生命」
小野寺さん「翡翠(ひすい)の色になるんですか?」

そうです、と答えながら野菜をミキサーにかけて絞る左さん。

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このように、絞り汁をまとめます。
中国で「緑」は翡翠の色で幸運の象徴。「赤」は“縁起の良い色”年末になると中国の家庭では緑と赤の“年越し水餃子”を食べるというのです。
人参とほうれん草の“絞り汁”を水の代わりに小麦粉に混ぜて練りこんでいきます。

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生地をなじませるため30分間寝かせた後、麺棒(めんぼう)を使って円形に伸ばしていけば皮は完成です。

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次は“餃子の種”作り。左さんの水餃子の特徴は具だくさんの種。
豚肉、ニラ、エリンギ、エビなど全部で7種類入っています。

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小野寺キャスター、力いっぱい種を混ぜて混ぜて…

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小野寺さん「種ができました!」

これで後は種を皮で包むだけ…と思ったら、この後、目を疑う光景が!

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小野寺さん「何を洗っているんですか?えっお金ですか?」
左さん 「そうです。洗ったら餃子の中に入れます」
小野寺さん「えっ!餃子の中に?五円玉入れるんですか?」

実は中国では、年越しに食べる水餃子の中に、お金を入れるのです!

左さん 「中国にいる時は中国のお金を(入れる)日本だと5円は縁があるからね」
小野寺さん「縁がある!」
左さん 「(水餃子に)1つだけ入れて、誰かが食べたら来年すごくいい運になる」
小野寺さん「え!私じゃ当てたい!」

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左先生のお孫さんたちも水餃子の種包みに参加!
27歳、独身・小野寺ステファニー結衣がご縁を願い、翡翠(ひすい)のカラーである緑色の水餃子の中に5円玉を投入します!そして全て種(たね)を包んだら、沸騰(ふっとう)したお湯へ。餃子が浮いてきたら完成です!

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こちらが完成した中国の“年越し水餃子”。赤と緑で色鮮やかでカラフルに彩られています。

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小野寺さん「いただきます!う〜ん、美味しいね!肉汁がジュワってして、
最高に美味しい!色んな具材が入っているから飽きないですね」

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ところで、例の「ご縁」=「5円玉」はというと…緑色の水餃子は全部で68個。5円玉が入っている確率は68分の1となります。小野寺さん6個目を口に。ついにその時が!

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小野寺さん「うん!?ちょっと待って!」
息子さん 「入っています?入っている!入っている!入っている!!」
小野寺さん「やったー!」
左さん 「おめでとうございます!」

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見事、5円玉入り水餃子をゲット!小野寺さん!今後のご縁に期待しましょう!
左さんだけでなく、息子さんやお孫さんにも歓待して頂いて、みんなで食べた水餃子。
日本が蕎麦なら中国は水餃子、でも「和気藹々」は変わらない。
そんな年越し料理との出会いだったのでした。

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