はやドキ!ワード

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三浦大根

12月17日(月)放送

市場にほとんど出回ることのない幻の大根。

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その名は「三浦大根」

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値段も高く
お正月には1000円近くになることも…

小野寺さん「う〜ん?甘いですね」

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みずみすしく、甘みがた〜っぷり!

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さらに煮くずれせず、おでんなどの煮物にもぴったり。

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というわけで、その名前の由来にもなった
神奈川県・三浦市にやってきました。

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三浦市は市町村別、大根の生産量がなんと日本一。
たくわんを作るための「天日干し」は冬の風物詩となっています。

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小野寺さん「幻の大根を作っている川島さんですか?」
川島さん 「幻ですか?笑」

こちらは、200年も前から
三浦で代々、大根作りをしている専業農家の川島義徳(かわしまよしのり)さん。

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小野寺さん「幻の大根って一体なんなんですか?」
川島さん 「幻の大根っていうのは、三浦大根です」

三浦大根は三浦市で作られる大根のわずか1パーセント。
と、とても希少。ですが…

小野寺さん「幻の大根といっても正直、大根って違いありますか?」
川島さん 「って、よく言われますよね。三浦大根は大根であって大根でないと、食べた方はよく言われます」

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【大根であって大根でない】…どういうことでしょう?
ということで、特別に収穫体験をさせて頂きました。

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小野寺さん「え、ちょっとこれものすごく大きくないですか?」
川島さん 「太いですよね〜」

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力が入りやすいように腰を入れスタンバイしますが…。

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スタッフが思わず「アナウンサーらしからぬ格好」
小野寺キャスターもつい可笑しくなってしまいます。

ちょっとガニ股、これも気合いの印。
小野寺さん「いきます!せーの、ふん、あれ?抜けない」

がんばれ!

小野寺さん「抜くよ、抜くよ、せーの、あっ抜けた」
川島さん 「すごい、すごい」

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収穫した三浦大根の重さは、なんと6キロ。

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さっそく獲れたての三浦大根を試食させて頂きました。

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小野寺さん「わ〜太い、みずみずしい」

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大根であって大根でない、一体どんなお味?

小野寺さん「(試食)え?甘いですよね」
「ちょっと信じられないんですけど、これ大根ですよね」
「フルーツのような、梨のような食感」
川島さん 「梨によく似ていると言われますね」

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梨のようにあま〜い大根の秘密、それは?

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川島さん 「三浦半島っていうのは、
海に向かって傾斜がかかっているので一日中陽がよくあたる」

三浦市は日光が1日中よく当たる上、海水のミネラルを含んだ風がふき上げます。
それが大根の甘さや質の良さにつながるのです。

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さらに三浦名物「三崎のマグロ」を使った肥料も使用。
リン酸を多く含みより甘みが増すと言います。

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今回、この獲れたての「三浦大根」を使って
地元の日本料理のお店「蔵」で
美味しい「おでん」の作り方を教えてもらいました。

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料理人さん「三浦大根自体は、普通の大根と比べて、身質がしっかりしていて、緻密なので煮くずれしにくいんですよ」

実がしっかりしている三浦大根。
表面の繊維は少し硬いので厚めに皮むきをします。

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面取りは不要、お好みの大きさにカットして
出汁が染み込みやすいように隠し包丁を入れます。

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そして軽く水にさらした後に下茹で。

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小野寺「この白い液体なんですか?」
料理人さん「これは米のとぎ汁です」

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20分茹でると、米に含まれるでんぷん質が
大根の臭みをとり、出汁を染み込みやすくするんです。

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茹でたあと「ぬめり」をとり、
あとは他の具材と一緒に弱火で15分ほど煮込みます。

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料理人さん「ここで火を止めちゃいます。
止めることで味が入っていく」

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煮込むほど味が染みると思っていませんでした?
ここがポイント!
冷ましながら出汁を染み込ませていくのです。

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では、さっそく出来立ての三浦大根のおでん頂きましょう。

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小野寺さん「ふーふー、しっかりお出汁の味が染み込んでいますね味がしっかりしているのに、歯ごたえもここまで残っている大根は初めてです」

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希少な「三浦大根」一度ぜひ味わってみたいものですね

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取材先
川島農園
住所:神奈川県三浦市三崎町六合543-1

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