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クワイ

12月3日(月)放送

大きく長い芽、「芽が出る」という願いをこめ、起物とされる「クワイ」。

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一個およそ150円、ちょっと値のはる食材。味は芋っぽくお正月など祝い事に、煮物にしてよく食べますよね。中西キャスターがちょっとひと口。

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中西さん「あ、甘いですね、美味しい、栗みたいな味ですね」

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これが定番、クワイをクチナシの実で色づけして煮た「クワイの含め煮」。でもどんな生え方どんな採り方?そこで中西キャスターは生産量全国2位の埼玉県へ。

こちら若谷真人(わかやまさと)さん。
江戸時代から続くクワイ農家さんです。

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中西さん「今年のくわいの出来はいかがですか?」
若谷さん「今年は台風が何個も来て強風で葉が痛んでしまいました。だから生産量は少ないですね」

クワイの味に影響は?

若谷さん「さいたま市産のクワイは品質はいいので問題ないです」
中西さん「いつもどおり美味しいものが…」

安心です。
ということで、クワイが育てられている場所に向かうのですが、一体どんなところなのか…。

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若谷さん「ここになります」
中西さん「え、これ、水田ですか?」
若谷さん「そうです」

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そこは泥水でいっぱいの、まさに水田。クワイは、なんと中国から伝来した水性植物なのです。

6月には水田に種芋を植え付けます。夏には「走りきり」といって、大きなクワイを作るため、余分な葉を切っていきます。

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そして11月、葉を全て刈り取り、水圧で地中にあるクワイを掘り起こします。堀り方はレンコンと一緒。あとは手で拾っていくだけ。

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今回、特別に収穫を体験させて頂きました。ゴム長を履いて備える中西キャスターを指導して下さるのは名人の母・ふく子さんです。

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中西キャスター、水田に入ると…

中西さん「これ、けっこう足とられますね、大変……。お母さん、よく動けますね、めちゃくちゃ足とられます」

中西キャスター、水の底の泥に足がハマった上に、その足の上にも泥が乗って、泥の粘りと重みで、なかなか足が動かせないようで、歩くこともままなりません。

ふく子さん「これじゃ、仕事にならないね」

中西キャスター、名人の母にさっそくダメ出しされてしまいました。

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ふく子さんの真似をして手際よくやってみるのですが…不安定な足場に苦戦する中西さん、クワイを拾う余裕が全くありません。

中西さん「痛〜い、ちょっと腰が、腰が…痛くなっちゃった」

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屈んでいた上体を起こしてギブアップ、まさかの腰痛、トホホすぎます。本当に見つかるの?

中西さん「本当、収穫してるんですよ、真面目にやってるんです」

中西キャスター、腰痛をこらえ意地を見せます!

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中西さん「あ、クワイありました、これ見てください、ドロドロだけど…クワイ、こんなに採るのが大変だとは思わなかったです」

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ふく子さんが、収穫したクワイを使った、オリジナルのレシピをご紹介して下さるとのこと。

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定番は冒頭にご紹介した「クワイの含め煮」ですが、今回はちょっと違った一品をご紹介。さっそく作って頂きます。

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子供に大人気の料理だそうです。
まずクワイの底を薄く平らにカットし、180度の油にスライサーを使って、薄く切り落としていきます。

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中西さん「美味しそう」

1分ほど揚げ、ほんのり色目がついたら…一度油を切ります。
そして塩を少しかけ、青海苔もまぶして…混ぜ合わせたら…

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クワイチップスの完成です。一体どんな味がするのでしょうか?

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お正月くわいの含め煮も最高ですが、油で簡単に揚げるだけ、くわいチップスもいかがですか?

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中西さん「……美味しい、カリカリしていますね。クワイって、身それ自体はそれほど硬くないのに、こんなにカリっと歯ごたえ良く揚がるんですね」
ふく子さん「油で揚げるとポテトチップスじゃないけどね、だから子どもも食べるんだと思うんですけど」

そんな中西さん、ハマってしまって一袋頂いて帰ってしまったそう。
定番・伝統のレシピだけでなく、新しいレシピでも美味しく出来てしまう、縁起物のクワイでした。


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M ベジタ
さいたま市緑区高畑954

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