はやドキ!ワード

旬な話題、旬なトレンドから、一番気になるキーワードを掘り起こし
紹介する【はやドキ!ワード】
放送した、内容、場所等をご紹介します!

江戸筆

11月26日(月)放送

今回のはやドキ!ワードは「一筆入魂!」
年末のこの時期にちなんで江戸筆を取材しました

訪れたのは東京都練馬区石神井町にある
「筆工房亀井」さん

イメージ

書道用の筆には筆先の3分の2まで墨をつけて使う「固め筆」と
根元まで墨をつける「さばき筆」があり
江戸筆はこのさばき筆にあたります

イメージ

その起源は庶民や商人が読み書きが広がった江戸時代。
固め筆より多くの墨を含む江戸筆が筆記用具として
広く使われるようになっていったのです

こちらの亀井さんは明治10年代から親子5代にわたり
技術・技法を継承し江戸筆を作り続けてきました

イメージ

4代目亀井正文さん 5代目長男・暁央さん

この江戸筆の製作工程は30以上。
1人前になるには17年もの年月がかかるのだと言います。

今回、特別に伊藤さんがその江戸筆作りにチャレンジさせてもらいました!

イメージ

毛揃えと呼ばれる
毛先を揃えるだけの簡単な作業に挑戦しましたが…

イメージ

始める前よりもバラバラに…
手汗で毛がくっついて全然まとまりません。

ところが名人亀井さんは手汗が出ないよう
コントロールできるため毛がくっつくことなく作業ができるのです
おそるべし、名人!

そんな江戸筆を使い、伊藤さんが
一筆書かせていただきました

イメージ

小学生以来という伊藤さんでしたが
見事、来年の干支「亥」を力強く書けました

イメージ

江戸筆は根元まで墨を含むので
1本で細い字も太い字も書けるのが特徴
さらに滑らかに筆が動くので文字のバランスだけに
集中すれば綺麗に描けるんです

イメージ

ちなみに習字をするときは銀の器に入った水を使うと
墨が鮮やかになり、
紙は事前に湿らせておくことで
文字が滲み雰囲気が出るんだそう。

みなさんも新年の挨拶に江戸筆で個性を出してみては?

イメージ

Twitter

アーカイブ

PAGE TOP