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自然薯(じねんじょ)

11月5日(月)放送

秋の深まりと共に収穫の時期を迎える自然薯(じねんじょ)。

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強〜い粘りと独特な風味が特徴。
疲労回復にも効果があると言われ、別名「山うなぎ」とも呼ばれます。

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そこで中西キャスター、千葉県・君津市に自然薯掘りにやってきました。

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中西さん「すみません、ここに自然薯堀りの名人の方いらっしゃいますか?」
小堀さん「名人じゃないけどさ」
こちらは自然薯を作って40年、小堀和平(こぼりかずひら)さんです。

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中西さん「今年のできはどんな感じですか?」
小堀さん「40年やっているけどこんな良い年はなかったですね」
中西さん「過去最高?」
小堀さん「過去最高ですね」

今年は日照時間と雨量のバランスが良かった事もあり最高の出来。

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中西さん「君津の自然薯の味の特徴はありますか?」
小堀さん「やっぱり粘りですね、他所の産地では真似できない。だから自慢したくなるんですよ(笑)」

さっそく掘ってみることに…食べ頃を迎えた自然薯、
無事に収穫する事ができるのでしょうか?

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まずは名人が鍬で土を掘ります。すると…

小堀さん「パイプの中にかわいこちゃんが入ってるの、みんな。一本ずつ入っている」

名人は地中に埋めたパイプを使って自然薯を栽培。
でも、よ〜くみるとパイプは真下ではなく、横に伸びています。一体なぜ?

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小堀さん「細くて長くてまっすぐ下にいっちゃう。すると粘りが出ない。」
名人いわく「真下に伸びる習性がある自然薯を、パイプを使い、横に伸ばして育てると、芋が大きくなり、粘りも強く育つ」ということなのです。

さらに、パイプの中に詰める土にもこだわりが…。

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小堀さん「肥料も菌もなくさないといけない」

自然薯は栄養を吸収する根には栄養が必要ですが、芋の部分は、逆に栄養がない土でないと育ちません。栄養があると芋が腐敗したり、奇形したりするそうなのです。そこでパイプに詰める土だけは殺菌し、無菌状態のものを使用します。

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中西さん「可愛子ちゃんを育てるには手がかかる?」
小堀さん「そうそう、手がかかる、手がかかる(笑)」

大切に育てられたかわいこちゃん、早く姿見せて。

小堀さん「一番、元を持って…」
中西さん「けっこう力いりますね」

力強く引っ張り上げると…

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小堀さん「良いのがでた」
中西さん「わぁ、すごい」
中西さん「重たいずっしりしてますね」
小堀さん「良い子、良い子」
中西さん「良い子っていいたくなりますね」

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名人に立派に育った自然薯を見せて頂いたところで…

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小堀さん「今からさ、この芋をさ、擦って食べさせますから」
中西さん「え〜、ありがとうございます」

名人、誰もがよく知る「とろろ汁」とは違う、とっておきの食べ方を教えてくれました。
その調理方法とは?

小堀さん「まず、髭を焼くんですよ」

自然薯から生えている細い根を焼きます。

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そして、カネたわしでゴシゴシ洗い皮を落として、

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あとはすり鉢ですり下ろすだけ!これで完成です。簡単ですね。

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名人自慢のすりたて「生とろろ」。一体、どんな味がするのでしょうか?

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中西さん「わ、すごい、切れないですね、ひとカタマリになってる」
小堀さん「小堀自慢の芋です」

まさに異次元の弾力!

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これを醤油などお好みの味付けで…

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中西さん「すごく柔らかい。こんなとろろってツルンってしてるのかなって」
小堀さん「これが自然薯なんです。君津の自然薯」

このシンプルな「とろろ料理」に名人、幼い頃の記憶が蘇るそうです

小堀さん「これはね、私どもが子供の時分にはね、こんな食べ方をしたら、親に叱られたんですよ、贅沢中の贅沢」

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元々、自然薯とは希少な食材。出汁でといてカサ増しして食べるのが普通だったのです。

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中西さん「おいしい、お餅みたいです」

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あまりの美味しさに感想も言葉少なになってしまうほどの中西キャスターでした。
気温が低くなってくるこれからの季節。腸を整えれば免疫が上がると言われています。食物繊維が豊かな自然薯を食べて、秋冬を乗り切るのも良いですね。

問い合わせ先
君津市清和自然休養村管理センター
千葉県 君津市 大岩286
0439-38-2200

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