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eスポーツ

8月6日(月)放送

8月18日にいよいよ開幕する、4年に1度・アジア最大のスポーツの祭典「アジア大会」。そこである競技が注目を集めています。それは【eスポーツ】。

【eスポーツ】とはエレクトリック・スポーツの略称。スマホやパソコンで遊ぶゲームを競技としてとらえ試合や観戦をすることです。
今、世界では競技人口が1億人を超えると言われ、野球やゴルフよりも人気と言われている、新しいスポーツなのです。
アメリカのある世界大会では優勝賞金23億円という夢のような大会もあるほど。さらに、2024年のパリ五輪の正式種目になる可能性もあるのです。

日本でもプロのeスポーツ選手を目指す若者も登場。「ゲーミングハウス」と呼ばれる家で共同生活し、技術を競いあっています。

そこで早速、中西キャスターがeスポーツ施設「LFS(ルフス)池袋」に取材にやってきました。

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アジア大会で採用されたeスポーツの「種目」は、
【リーグ・オブ・レジェンド】。
言わば、チーム対抗で行う陣取りゲーム。相手チームの「ネクサス」と呼ばれる建造物を倒せば勝ち。
120体以上いる能力の異なるキャラクターから1人につき1体を選択。敵を倒すことで経験値やゲーム世界での通貨を手にすることができます。
強くなるには戦術的な要素だけでなく、経験値を積むことでのキャラクターをレベルアップし、獲得したゲーム内通貨で武器を購入せねばなりません。

今回対戦して下さるのは、

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こちらの「Raizin(ライジン)」さん。この取材の数日前まではプロとして活躍。日本でもトップクラスの選手でした。初心者の中西さん1人ではキツいのでサポート2人を迎え、3対1のハンデ戦を行います。

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写真の手前にRaizinさん、中西キャスターの奥にサポートの吉田一輝さんと三井真志さん。一列に並んでいますが、ゲーム画面では向かい合って戦います。
そして施設正面の大スクリーンに、ゲーム画面が映し出されるわけです。

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プライベートでもゲームをたしなむ中西キャスターは「対戦型」と言われるこのタイプのゲームは初めて。対戦の前に皆さんからのレクチャーを受けつつ、2時間半の練習をこなしてからの参加です。

中西さんは遠距離攻撃の女性キャラ、サポートの2人が接近戦のキャラクターを選択。Raizinさんのキャラを接近戦2人が攻撃して足止めしつつ、中西さんの遠距離攻撃で仕留める作戦。

一方Raizinさんは、複数の相手と戦うことをも想定した猛者のキャラクターを選択。とはいえ、一度に3人ではなく、1人ずつ仕留めてゆく作戦。隙を見せると背後の「ネクサス」を壊されかねません。

いざ対決!その結果は…

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ほんの数分で中西チームが壊滅。Raizinさんも苦笑い。巧みな連続技で手も足も出なかった様子。この技を生み出す秘密がこちら。

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Raizinさんの手元。そう「マウスコントロール」なのです。細かで素早いクリック操作で、縦横無尽にキャラクターを動かし、大技を繰り出します。家庭用ゲーム機の「コントローラー」とは違った、高性能の「ゲーミングPC」と呼ばれるパソコンならではの操作方法。相当やりこまなければ身につけるのは難しそうです。

しかし挫けない中西チーム。一矢報いようと何度も挑戦を繰り返します。

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どうにかRaizinさんを一回だけ倒せた中西チーム。世界トップ経験者の技と経験は計り知れないようです。

しかしゲームが国際的に「スポーツ」として認められる時代がついにやってきました。現実世界から離れてキャラクターをまとい、仲間と力を合わせて想像の世界で戦う興奮は、まるで映画の中を体験するよう。そしてその模様が、大きなスタジアムで何千人の観客の歓声に囲まれて行われるのが「eスポーツ」の世界大会なのです。
「我こそは」と思う方は、ぜひ挑戦してみてください!

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