はやドキ！ワード

近年、漬物の消費量が下がっているとの統計が出ています。そんな中、創業およそ200年になる老舗漬物店・河村屋が新しい試み「春のつけものカフェ」を開催しています。

『エリンギの黒コショウ漬』

…を使ったオムライス

『玉ねぎの赤ワイン漬』を使った、サーモン・アボカド・クリームチーズのベーグルサンド。

河村屋の代表的な漬物『大福神漬』はこちら。

それがカレー風味のチーズ入りライスコロッケに入っています！

「日本伝統の食物・漬物を、洋風の料理に活用」というアイデアの「つけものカフェ」を発案したのは、河村屋の跡継ぎ・染谷静香さん。

当初は店を継ぐ意志なく就職して、イタリアへ留学。しかし帰国して久々に漬物と御飯を食べたとき、その美味しさと貴重さにあらためて気づいたとのこと。それから河村屋の跡継ぎに転身、漬物文化を広めるために精力的に活動中。「つけものカフェ」のメニューを考え、仕込み、調理して運営する静香さんを助けるのが河村屋九代目・染谷庄一郎さん。

八代目の父親から「任せたよ」と言われたときと同じように、静香さんに「任せて」チャレンジを楽しみにしているとのこと。

静香さんは「発酵食品であり、日本の伝統食である『漬物』を通じて、健康や食文化など『大事なこと』を伝えてゆけたら」と語ります。
そんな「つけものカフェ」は、以下の要領で期間限定の開催中です。

『春のつけものカフェ』
場所 河村屋大宮本店 埼玉県さいたま市北区別所町1125-6
期間 〜5月20日（日）まで
カフェ営業日 木・金・土・日 11:00〜15:00（LO 14:30）