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秩父のメープルシロップ

4月20日(金)放送

カエデから採取した樹液を煮詰めて作るメープルシロップ。メープルシロップの本場カナダでは、カエデの森に「シュガーハウス」と呼ばれる製造所が点在しています。

一方日本では、2016年に初めて、埼玉県の秩父にシュガーハウス『メープルベース』が登場。このオシャレなログハウスは、カフェのように人が集い、メープルシロップを発信する場所でもあるのです。

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(埼玉県秩父郡小鹿野町長留 秩父ミューズパーク内)

シュガーハウスの発案者である井原愛子さんは、秩父出身。就職で上京していた、2014年、地元の森を紹介するエコツアーに参加したことが人生を変えることになりました。
井原さんの心が動いたのは、カエデの木を切ることなく、樹液を採取するこが毎年出来ること。つまり『伐る林業』でなく『伐らない林業』で森を育てるという活動でした。

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そこからが驚愕の行動力の井原さん!『秩父のそういう活動をしている拠点が欲しい、秩父にシュガーハウスを作りたい!と思って』会社を退社してカナダでメープルシロップ製造の技術研修に取り組みます。

カエデで森を育てるという思いが多くの人々賛同を得て、秩父にメープルシロップの発信基地『メープルベース』がスタート!なんと今年は13トンの樹液が採れたのです。

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「いかに森づくりとシロップが関連付けられてるかというのを伝えていけるかが、私のチャレンジと思います」という井原さん。

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『メープルベース』ではメープルシロップはもちろん、メープルシロップを使ったパンケーキやフラッペ、紅茶やコーヒーなどの飲み物などが楽しめます。国産のメープルシロップを味わいに、秩父の森に出かけてみてはいかがでしょうか。

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