はやドキ！ワード

山本里菜アナウンサーがやってきたのは、住宅街のある一軒家。

きょう紹介する料理教室“Tadaku(タダク)”では、日本に住んでいる外国人から料理を教わることができるんです。登録されている人の数は、80か国300人以上！外国の家庭料理を彼らの自宅で教えてもらえるという、新感覚の料理教室として注目されています。

今回料理を教えてくれるのは…

「わたしは、モハンと申します」
モハンさんは、母国スリランカで日本人の奥さまと出会い、2年前に来日。
普段は、マッサージ師として働いています。今日は、スリランカのスパイスと野菜を使って、味や食感の違う4種類のスリランカカレーの作り方を教えて頂きます。

さっそく野菜を切り始めるのですが…

山本アナ、お料理は…？
山本アナ「すみません、まったく出来ないです。…断面が斜めっているの、わかりますでしょうか」
具材を切り、続いて準備するのは、スリランカ料理には絶対に欠かせないスパイス。
モハンさん「スパイスを入れる目的は、食べたらお腹を壊さないためです」

野菜とスパイスを合わせて、煮詰めていきます。モハンさんによれば、スリランカのカレーは、インドのカレーともまた違うとのこと。インド料理では牛乳をふんだんに使う一方、スリランカ料理ではココナッツミルクを多用するのです。

さらに、スリランカではかつお節も使うのです！日本同様、かつお節の食文化があり、しかもそれをカレーに使うというから、驚きなのです。

山本アナは、モハンさんが奥さまと一緒にお料理をするなんてことも聞き出してしまいます。海外の方と語らいながら一緒にお料理を作る、なんだかホームステイのような感覚が楽しいようです。

1時間の調理の末、いよいよ仕上がったお料理はこちら！ワンプレートに全て一緒に載せるのがスリランカのスタイルなのです。

奥の緑のものから時計回りに・オクラのカレー・ココナッツのサラダ・レンズ豆のカレー・茄子のカレー・大根のカレー。真ん中はスリランカ産のお米。モハンさんによれば、スリランカには、なんと100種類ものお米があるとのことです。

山本アナ「茄子の味がほんとにしっかり出ていて、そこにこのスパイスがふわっと香りますね。…オクラのカレーはシャキシャキ。ココナッツが優しい味です」

様々な食文化を体験できて、ホームステイ気分を味わえる料理教室。みなさんも参加してみては？