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80歳で起業の女性社長!

10月20日(金)放送

東京・江戸川区にある1軒の不動産のお店。看板には大きな文字で「和田京子」という名前が!

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社長の和田京子さんは87歳。自宅の一階を事務所として使っています。
和田さんは79歳で宅地建物取引士に合格し、80歳で起業します。

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アクティブに奔走する和田さんは、新築や中古の物件を仲介しています。そんな彼女のこだわりは「主婦目線」。お客さんに物件を案内する時も、自ら排水溝のにおいをチェック。さらに床に水平器を使って傾きや歪みが無いかをチェック。主婦ならではの気遣いで顧客から信用を得ているのです。

和田さん「心がけるのは『嘘つかない』。やっぱり営業トークというのはカクテルみたいにね、甘く包めば上手くいきますよ。だけどね、一所懸命歯を食いしばって、いいこと言わない、嘘つかない」

そもそも就職した経験がなく、ずっと主婦だった和田さん。起業するきっかけは、77歳の時にご主人が亡くなったことでした。

和田さん「夫が亡くなって、これでもう自分はいつ死んでもいいという安心感で寝てばかりいる。引きこもりだったんでしょうね」

そのピンチに、一緒に会社を経営している孫の昌俊さんが、資格を取る勉強を勧めます!なぜ宅建かというと和田さんは昔から間取り図を描くのが大好きだったから。そして、学校に通い猛勉強を始めます。

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和田さん「おもしろくて、おもしろくて、これなら勉強したいと、定期を買って学校へ通学する、女学生の気分でしたね」

引きこもりから女学生になり、半年間の勉強の末、見事合格!
資格がとれたので、不動産会社に就職しようと履歴書を書くのですが…

和田さん「和田京子って書いて生年月日ね、昭和5年って書いたらね、書けなくなっちゃった、昭和5年、だれが雇ってくれますかね。」

そして起業した和田さんの主婦目線のお客様ファーストは、

○仲介手数料!不動産会社は、住宅を仲介するときに売る側と買う側から手数料3%を取りますが、和田さんの会社では、買う側への手数料を無料に。
○1年間365日24時間営業!いつお客様から連絡が合っても良いように、スマートフォンを手放さず、こたつで仮眠する和田さん。この習慣は起業して7年間、ずっと続けているのです。

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そして開業5年目で年商5億円を突破。そんな元気なおばあちゃんは孫の昌俊さんにとって…

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昌俊さん「貪欲なまでの好奇心というか、向上心は持ち続けていたいと、憧れの存在ですね」

87歳で現役バリバリの和田さん、仕事の喜びは?

和田さん「お客様から和田さんは嘘つかないと言われるのはが、すごく嬉しいです。やっと自分の努力が報われたと思って」

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