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ゲストインタビュー

第3話 石井正則

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台本を読んだ感想は?

まずは、複雑な事件だなと思いましたね。その事件のきっかけがイヌなんですけど、「え、イヌなんだ!?」ってビックリしたというか、おもしろいなって感じました。あとは、自分が演じる上で思ったのが、元コメディアンという設定なんですけど、その昔、コントをやっていたシーンがあって、どんなギャグを言うのかな…って思いました。それと、どんな相方なんだろうって(笑)。そこが、撮影に入るまで楽しみでしたね。

ハンチョウという番組の印象というと?

以前、蔵之介さんとは共演したことがあるので、まずは「蔵之介さんってかっこいいな」という印象でしょうか。もちろん放送も観たことがありますけど、番組の印象というよりも、役者目線で見てしまうんですよね。
でも、今回は舞台も警視庁へと変わりキャストも変わったということで、どうなるんだろうって、と楽しみにしていました。

今回演じられた泉田武史とはどんな人物でしょうか?

元々、お笑いをやっていて一世を風靡したんですけど、その後、引退して、今はイタリアンレストランを経営して成功を収めているという男性です。いらっしゃいますよね、この泉田みたいに、芸能界にいた方で、飲食関係とか別の仕事で成功している方って。お店をされている方も多いですしね。なので、そういった面を考えると、なんかリアルな話なんだなって思いますよね。

この泉田という人物を演じる上で気をつけたことというと?

元々芸能界で活躍をしていて、その後はレストラン経営で当てた人ですからね、割と派手目な道を歩いてきたんですけど、実はもっとごく普通の人に近い部分も持っているというか…。あまり話しちゃうと、ネタバレになっちゃいそうなんですけど(笑)、まずは、ただチャラチャラしているんじゃなくて、普通の人間というか、人として弱い部分も持っている人物に見えるように演じたいなとは考えていました。

撮影現場の印象やエピソードなどはありますか?

撮影現場では、みなさんで創っている作品なんだということを、強く感じましたね。ワンシーン、ワンシーンみんなで意見を出し合って「少しでも良くしていくにはどうすればいいか?」ということに向かって、みんなで創っていくというその空気感って、5回も続いているシリーズだからなんだなって、すごく感じました。それと、もう出来上がっているものに新しく入っていくって、緊張する面があるんですけど、この現場はとても入りやすくて、解け込めさせていただける空気感があったので、それはすごくありがたく感じましたね。

最後に第3話の見どころというと?

まずはですね、僕が演じる泉田の相方が、一体どんな人なのか!? ここに尽きますね! それと、その昔に一世を風靡したときのギャグがあるんですが、それが一体どんなギャグなのか!? まずはそこを観てほしいですね(笑)。撮影の初日に、漫才をしてギャグを言うシーンを撮影したんですけど、この撮影が終わったところで、僕の仕事は9割がた終わったなと思いましたね。それだけ、渾身の想いを込めて臨んだので、ぜひそこを観ていただきたいです。で、それが終わったら、物語のラストに向かってハンチョウが〆てくれるので、その落差でより物語を楽しんでいただけるかと思います。ぜひご覧くださいね。