インタビュー

草彅剛さん ― 後編

ラブストーリーを演じる上で大切に思うことは?

やっぱり、共演する今井美樹さんとの関係性でしょうか。台詞はそれほど多くはないので、空気感が大切になってくるかと思います。台本を読んで好きなシーンはいろいろあるんですけど、なんていうか、じんわりくる感じなので、気負わずテンションを上げないで演じようかと考えています。もちろん、ワクワクしているんですけど、ちょっと抑えた感じで演じたほうが、観ている方たちにも伝わりやすいのかな…と思っています。バックに今井さんの歌が流れているような、そんな感じで演じたいですね。
それと、恋って、自分でもなにをしているか分からなくなるときって、あるじゃないですか。なので、今回演じる祐もそうだと思うので、僕にも曖昧な部分があってもいいんじゃないかと思ってます。それくらいのスタンスで演じて、あとはドラマを観てくれる人たちに委ねるというか。まずは、キレイなシーンが撮れればいいんじゃないかな(笑)。
あとは、自分に変なこだわりを持たずに、監督の言うことをよく聞いて演じればいいと思います。演技の良し悪しは観ている人が決めるので、自己満足にならないよう気をつけたいと思います。

地方でのロケもあるそうですが、なにか楽しみにしていることは?

炊き出しをやりたいです(笑)。制作の方たちに「炊き出しをしましょうよ」って、今からお願いしているんですけどね。寒いところで炊き出しをすると美味しいんだろうなぁ。

運命の出会いってあると思いますか?

あると思いますし、いままでもありました。出会いはどれも特別だと思います。この広い世界で誰かと出会うって、すごく不思議なことですし素敵なことですよね。ちょっとしたことですれ違っているだけでしょうし、本当に人の出会いっておもしろいですね。
でも、祐と萌奈美の出会いは、ちょっと切ないですよね。これからどうなっていくんだろう? お互いに惹かれあってしまうところ、複雑な心境だろうし…う〜ん、よく考えると難しい役ですねぇ(笑)。

視聴者の方へメッセージをお願いします!

祐がこれからどういった行動を取るのか分かりませんが、割とすんなりと理解できるだろうなと思っています。このドラマにはいろんな愛が散りばめられていると思うんですが、そのいろんな愛が開花していけば、このドラマはすごくいいものになると想像しています。桜がじんわりと花を咲かせるように、幸せに向けて物語が進んでいけばいいと思っています。2011年という新しいとしに、こういったきれいなドラマで始められるのが、すごく嬉しいですね。

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