インタビュー

草彅剛さん ― 前編

ここまでの展開の印象というと?

まずは、航一さんが怖いなぁということですね(笑)。なんでこんなに怖いんだろうって。 祐と航一の対決になってきているんですけど、ちょっと航一さんひどいんじゃない!? という気持ちもありますが、なにかドキドキワクワクする部分でもあり、自分で観ていても1時間があっという間に終わってしまう感じです。すごく楽しんで撮影していますし、放送もすごく楽しんで観ています。

今までで印象に残っているシーンやセリフはありますか?

毎日撮影していて大変ですけれども、萌奈美さんとの2人のシーンは、ゆったりとした時間が流れています。大人っぽいところもあるというか、今までにこういったストレートなラブストーリーをやったことがなかったので、今井さんとのシーンは好きですね。第1話での、雪原の中に立つ桜の樹を前にしたシーンとか好きです。航一が登場するシーンは怖いんですけど(笑)、祐と萌奈美の2人のシーンは、なにか暖かいものがジワーッと広がる感じがします。

佐藤健さんや加藤ローサさんとのシーンはいかがですか?

それも好きですよ! 萌奈美さんとのシーンも好きですけど、肇との兄弟のシーンにも今後さらに注目して欲しいです。家族のことなど改めて考える年齢になってきたのかなって、自分自身を分析して考えたりします。兄弟愛というのも、本当にいいですよね。
ローサちゃんもすごく明るくて、このドラマには欠かせないムードメーカーです。まず、ローサちゃんが演じている安奈がいなかったら、祐は萌奈美さんに近づけなかっただろうし(笑)。ホント、恋のキューピットですよね。そのフォローの仕方も可愛らしいというか、ドラマ的にもいいアクセントになっていると思います。第4話では3人で鍋を食べるシーンがありましたけど、そのときもすごく楽しかったです。肇と安奈は、すごくお似合いのカップルですよね。

これまで祐を演じてきてなにか感じたことや思ったことは?

萌奈美さんを助けたいという一途な想いは、すごく根性あるなって感じます。祐の行動に驚くこともありますけど、なんか分かる気もしますし。恋を忘れてしまっていた男が、深く人を好きになってしまったことで、自分でも想像もつかない行動を起こすって、ありうる事だと思います。なかなか杓子定規で計れるものでもないだろうし、なんだかわかります。それと、自分でもわかっているんだけど、止められない気持ちというのもありますよね。僕は一応、周りのことも考えてしまうので、そこまでハマったことはないですけど(笑)。
ただ、そこまで自分が大切にしたいと思える好きな人や、好きなことがあるということは、うらやましいと思います。

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