2016年11月12日 夜9時〜
最高級の紅茶を世界に送り出しているヌワラエリヤの紅茶農園、スリランカの魅力を存分に味わえるジェフリー・バワが設計したホテルの情報をご紹介いたします。また野々すみ花さんには、その魅力を教えて頂きました。併せてお楽しみください。
野々さんが、茶摘みを体験したブルーフィールド茶園では、併設する紅茶生産工場の見学ができます。またティールームとギフトショップがあるので、工場で製造された紅茶を飲んだり、お土産を買うこともできます。「スリランカ滞在中には、美味しい紅茶を何度も頂きましたが、ここで飲んだOPA、オレンジペコAランクは格別でした。口の中にふわっと香りが広がり、そして紅茶の繊細な味が感じられました。紅茶独特の渋みが口に残らず、後味がすっきりしていたのにも感激しました。まさしく最高級の味わいでした」(野々さん)。
■ブルーフィールド茶園(Blue Field Tea Gardens)
住所 : Ramboda, Nuwara Eliya, Sri Lanka
17世紀に貿易の拠点として栄えたスリランカ南端の港町ゴール。ポルトガル人やオランダ人の築いた旧市街など観光スポットも多いこの町にあるバワのホテルが、ジェットウィング・ライトハウスです。「インフィニティ・プールやらせん階段など魅力がたくさんありますが、私が最も印象的だったのが、ホテルのエントランスから広がる海です。インド洋の海辺のリゾートホテルですから穏やかな海を想像していたのですが、岸壁に激しく波が打ち寄せる、むしろ荒々しい海だったのです。バワの建築には意外なところに驚きや発見があると感じたホテルでした」(野々さん)。
岬に建つ砦のようなホテルは
ゴールの町の歴史をモチーフに設計された
■ジェットウィング・ライトハウス(Jetwing Lighthouse)
住所 : 433A, Dadella, Galle, Sri Lanka
バワの最高傑作と言われ、また彼が設計したホテルで唯一スリランカ内陸部にあるホテル、ヘリタンス・カンダラマ。番組で、野々さんが食事をしていた洞窟レストランの利用は1日2組限定で、新婚カップルなどに人気だそうです。「実は、洞窟レストランの撮影中にハプニングがあったのです。照明として使われていた松明(たいまつ)が消えて、その煙に驚いた蜂がレストランを飛び回り、撮影も食事も一時中断に!普通、ホテルのレストラン内で起こることではありませんよね。でもこういったハプニングもバワのホテルの魅力のひとつだと思いました。このホテルならではのオプションとして楽しめば、いい思い出になります」(野々さん)。
いずれは森に埋もれることを想定しているという
世界にも稀なホテル、ヘリタンス・カンダラマ
ホテルを覆うような木のツルは日々成長している
■ヘリタンス・カンダラマ(Heritance Kandalama)
住所 : Dambulla, Sri Lanka
※2016年11月の情報です