日立 世界ふしぎ発見!

毎週土曜日 よる9時〜

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2019年10月19日 よる9時から放送

第1530回

黒いピラミッドの謎
古代エジプトで最も輝いた時代

出演者

草野仁、黒柳徹子、野々村真、出水麻衣(TBSアナウンサー)
岩下尚史、東貴博、千葉雄大、滝沢カレン、岡田圭右(ますだおかだ)

ミステリーハンター・竹内海南江が
今エジプトの調査現場で注目されている
黒いピラミッドの内部へ!

ミステリーハンター

竹内 海南江(たけうち かなえ)

「世界ふしぎ発見!」で訪れた国は100ヶ国を突破!!105ヶ国に!!!
CM、文筆業またトラベルリュックや帽子のプロデュースなどでも活躍中。著書にエッセイ『おしりのしっぽ』『お姫様と山男』(集英社be文庫)、『あっというまに』(KKベストセラーズ)、短編小説集『アフリカの女』(幻冬舎文庫)、中編小説『うたかたの月』(幻冬舎)、散文写真集「グリオの唄」(ブルースインターアクションズ)。
オフィシャルウェブサイトは「Kanana Kingdom」
ミステリーハンターは今回で288回目(スペシャルの回は含まず)。

次回「世界ふしぎ発見!」では、近年注目が高まっているという古代エジプト中王国時代に迫ります。中王国時代に造られた2つのピラミッド内部を取材したミステリーハンターの竹内海南江さんにお話を伺いました。

黒いピラミッドに黒いファラオ… 中王国時代を象徴する色は黒!?

古代エジプトは、古王国、中王国、新王国、末期王朝の4つの時代に分けられているのですが、今回取材をした中王国時代はこれまであまりスポットが当たることはありませんでした。「世界ふしぎ発見!」でも中王国時代だけでの取材はなかったと思います。その時代のピラミッドなど大きな建造物が調査中で取材許可がおりなかったなどさまざまな理由があると思いますが、歴史的大事件があまりなく、ツタンカーメンやクレオパトラのように劇的な生涯を送った人物もいなかったことが大きいでしょうね。

ツタンカーメンの曽祖父母のマスク
修復中のカイロ・エジプト博物館に展示

そして取材をして私が感じたのは、中王国時代はおしゃれで、グルメで、可愛い(笑)。今の私たちが好むものですよね。例えば中王国時代を象徴する色が黒なのですが、他の時代と比較するととても地味な色なのです。でも現代の感覚では黒はカッコいいじゃないですか。古代エジプトはゴージャスでスケールが大きいというイメージがありますが、今回はそれとはちょっと違う古代エジプトの一面をご紹介できると思います。

中王国時代の黒いファラオ像
中王国を象徴する黒の意味とは?

日本のテレビ初!! 中王国時代のピラミッド内部へ!

今回特別に内部を取材させて頂いたのは、黒いピラミッドと呼ばれているアメンエムハト王のピラミッドと、センウセレト2世の日干しレンガで造られた最初のピラミッドです。二つのピラミッドに共通して興味深かったのは、内部の構造に当時の人たちの信仰、つまり死生観が表現されていたことです。複雑な構造で、仕掛けもあり、それにちゃんと意味があるのです。河江さんの解説を聞きながら巡る内部はとても面白かったです。

ダハシュールにある‘黒いピラミッド’
河江肖剰(ゆきのり)さんの解説も見所

博物館にある黒いピラミッドのてっぺんは
輝く黒い花崗岩 カッコいい!!

中王国時代は可愛いがいっぱい!!

また黒いピラミッドは、当時ピラミッドを中心に都市が築かれていたということも分かってきました。そしてその都市から発見されたものがとっても素敵なのです!古王国や新王国の時代の権力者のネックレスなどは、首から胸のあたりまで黄金で埋め尽くす、どうだぁーみたいなものが多いのですが(笑)、中王国のアクセサリーは私たちが身に付けてみたくなるような可愛いデザイン。古代エジプトのどの時代にも可愛いものはあるのですが、中王国時代はとても多いですね。権力や繁栄を誇示するようなものは少なく、遊び心を感じます。心に余裕のある時代だったのではと思いました。

埋葬品として故人と共に眠っていた
当時の暮らしを粘土で再現したミニチュア

木棺に描かれているのは
愛犬と散歩する故人の微笑ましい様子

みなさんもよくご存知のギザの三大ピラミッドが築かれた古王国時代から一気にルクソール神殿が築かれた新王国時代へと移行していった訳ではないのです。さまざまな文化が生まれ発展していったのが、その間にある中王国時代です。今のエジプト料理の原型もこの時代に生まれたものが多いそうです。これまでメディアに取り上げられる機会も少なかった中王国時代ですが、その魅力をお伝えできればと思います。

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