日立 世界ふしぎ発見!

毎週土曜日 よる9時〜

バックナンバー

2021年1月23日 よる9時から放送

第1582回

今、解き明かされる!
シーボルト事件の謎!!

出演者

草野仁、黒柳徹子、野々村真、出水麻衣(TBSアナウンサー)
本上まなみ、加藤諒、岡田圭右(ますだおかだ)

ミステリーハンター・竹内海南江が
シーボルト日本滞在時の足跡を辿り
シーボルト事件の真相に迫る!

ミステリーハンター

竹内 海南江(たけうち かなえ)

「世界ふしぎ発見!」で訪れた国は100ヶ国を突破!!105ヶ国に!!!
CM、文筆業またトラベルリュックや帽子のプロデュースなどでも活躍中。著書にエッセイ『おしりのしっぽ』『お姫様と山男』(集英社be文庫)、『あっというまに』(KKベストセラーズ)、短編小説集『アフリカの女』(幻冬舎文庫)、中編小説『うたかたの月』(幻冬舎)、散文写真集「グリオの唄」(ブルースインターアクションズ)。
オフィシャルウェブサイトは「Kanana Kingdom」
ミステリーハンターは今回で292回目(スペシャルの回は含まず)。

江戸時代後期にオランダから医師としてやってきたシーボルト。日本には6年滞在し、帰国直前に積荷の中に海外に持ち出すことを固く禁じられていた日本の地図があることが発覚し、国外追放となりました。シーボルト事件です。一体なぜシーボルトは御禁制を犯したのか?そしてなぜ追放された彼のコレクションがオランダに現存するのか?近年分かってきた事実をもとに、シーボルト事件の真相を探ったミステリーハンターの竹内海南江さんに見所を教えて頂きました。

日本史上最も知られている外国人の一人
シーボルトって何をする人?

長崎県のハウステンボスでは
オランダからのリモート中継も!

シーボルトは、日本史に登場する外国人の中では、最もご存知の方が多い人物の一人だと思います。名前や有名な肖像画の認知度はかなり高いと思いますが、何する人だったっけ?と思う方も多いのでは(笑)。彼は医師としてオランダから来日して、長崎県の出島で暮らし、私塾を開いて西洋医学を教えていました。今回の取材では、シーボルトの足跡を辿ってシーボルト事件の新たな事実をご紹介していますが、その過程で彼がとても優秀な医師であり、博物学者であることもお伝えできると思います。

日本と日本人を愛したシーボルト
だからこそ事件は起きた!?

現在、オランダにはシーボルトが日本から持ち出したさまざまなものが大切に保管されています。これらは、第二次世界大戦で多くのものが焼失してしまった日本にとっても貴重な資料となっています。御禁制を犯し、罪人となって追放された彼がなぜこれらを持ち出せたのかは番組でお楽しみ頂きたいと思いますが、ひとつ言えるのはこれほど膨大なコレクションを外国人の行動に厳しい制限のあった当時の日本でシーボルトが一人で収集したり記録したりしたとは考え難いということです。

シーボルトは在日中に
長崎の女性、滝と結婚し心から愛した

事件の発端となった日本の地図は幕府が最も流出を懸念していた国家機密ですが、シーボルトのコレクションを見ると市井の人たちの暮らしから道端の草花までとにかく日本のことは何でも知りたい!という純粋な気持ちも見えてきます。歴史に残る大事件を起こしてはいますが、シーボルトが日本に魅かれ、日本を愛していたこともまぎれもない事実です。と同時に、彼も多くの日本人に慕われ敬愛されていました。だから事件は起こってしまったのではないでしょうか。つまり幕府を欺くことだとわかっていて協力した人がいたのです。

また時代が生んだ事件と言ってもいいかもしれません。江戸時代の後期ともなると西洋の知識を知りたくてたまらないという識者がたくさんいました。シーボルトは、そういった向学心に溢れた若者が大好きで、西洋のさまざまな学問について教えていました。そんなシーボルトを彼らは心から敬愛していて、シーボルトに頼まれたことは何でもやってしまった…。

さらにシーボルト事件のその後も見所ですね。追放から29年後にシーボルトは長崎に戻ってきているのです。その時のエピソードはとても心温まるものでした。
幕末から明治にかけて日本で活躍する外国人が数多出てきますが、シーボルトはその先駆者かもしれませんね。そして日本をとても魅力的な素晴らしい国と世界に発信したパイオニアだと思います。

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