2013年12月14日 夜9時〜
ミステリーハンター選考を見事に突破し、それぞれの謎を解くためセネガル、インド、メキシコを訪れた3人にオーディションやロケでのエピソードを教えてもらいました。
家は室町時代から続く能楽師の宗家、と聞くと優雅で落ち着いたイメージを持ってしまいますが、大倉未沙都さんのミステリーハンター体験は、オーディションの時からドタバタだったとか。その意外な裏話を聞かせてもらいました。
「本当に夢だったミステリーハンターができて
嬉しかったです!」(大倉さん)
ミステリーハンターになるために、一時はどこかの芸能プロダクションに入ろうかと思ったほど憧れていたのですが応募したのは本当にギリギリだったんです。想いが強すぎたせいか、どうしようどうしようと考えているうちに気が付けば応募締切日(笑)。しかもその日、自宅のWi-Fiのルータが壊れてインターネットが接続できない状態だったんです。でもやっぱりここで諦めたらダメだと思い、雨の中近くのWi-Fiがあるコーヒーショップへ自転車で向かいました。閉店するのが10時、私がお店に到着したのが9時半くらいでした(笑)。そして書類選考に通ったという知らせを頂いた日は温泉旅行中、次の審査の電話取材を頂いた時は約束の時間に行かなくてはならない所があったのですが道に迷っていた時で(笑)。てっきり催促の電話かと思ってちょっと焦った声で電話に出てしまいました。
トーキングドラムが生活に根付いているワロワロの人たち
大倉さんもトーキングドラムに挑戦!
そしてアフリカのセネガルに行くことになり、直行便はないのでフランスで乗り継ぎをしました。でも乗り継ぎの時間は1時間しかなく、荷物が間に合わずセネガルに到着したときには、手荷物しかなかったんです。後からの便で届くことになっていましたが、その間も取材はしないといけないので、私の衣装は現地のお兄さんが手売りしていたものを買いました(笑)。一番大切なカメラもなかったのに、スタッフの皆さんは慣れたもので、まぁよくあることだよねとサッサと必要なものを揃え予定通りに取材ができたときには、さすが!と感激しました。
今回の取材で改めて伝統芸能の
素晴しさを知ったという大倉さん