DigiCon6 ASIA

DigiCon6 ASIA

26th DigiCon6 JAPAN 受賞作品

JAPAN Gold

» パーキングエリアの夜 (トレーラー)

パーキングエリアの夜 (トレーラー) 村本 咲

審査コメント

深夜のパーキングエリアを舞台にしたこの短編は、目的地への中間地点としてしか意味をなさない場所での人々の営みを淡々と描写しています。特にドラマはないものの、作者の独自の観察力が光り、見逃されがちな「あるある」な瞬間を絶妙に捉えています。愛らしさを感じさせる作品で、静かな技術が詰まった傑作です。

塩田 周三

Animation Best Art

» 夜猫

夜猫 林 俊健

審査コメント

ものすごく完成度が高い作品で、背景美術や色彩など作品を作る上で必要な要素が高いクオリティで作られていた、まさにアート部門の賞にふさわしい作品。

岩井澤 健治

Animation Best Character Award

» 夜猫

夜猫 林 俊健

審査コメント

炎の猫。水の猫。二つの生命の出会いと、芽生える友情、その先の劇的なドラマが、可愛らしく摩訶不思議なビジュアル世界を舞台に、アニメーションの圧倒的な動きと生命感がリンクした表現で見るものを感動に引き込みます。何度見ても発見がある、緻密で懐かしいファンタジー世界の美術と、刹那を感じる音楽が、言葉のない映像作品を饒舌に仕上げています。その総合力を高く評価します。

伊藤 有壱

Animation Best Story Award

» 私は、私と、私が、私を、 (トレーラー)

私は、私と、私が、私を、 (トレーラー) 伊藤 里菜

審査コメント

「整形」というテーマに対して、作者のとてもリアルな語り口に心が掴まれます。主人公はモヤモヤ動く不定形な存在として描かれ、モノクロームの日常の中で毎日皮を剥いでいく…。インサートされるカラーシーンの如く葛藤しながらも、ラストはこの世界でポジティブに生きていこうとする主人公の強さを感じさせる魂の渾身作。

野村 辰寿

Special Jury Award (審査員特別賞)

» 神々来々 (トレーラー)

神々来々 (トレーラー) 武田 椿

審査コメント

誰も......かどうかはわからないが少なくともあの頃の自分が抱えしまい込んできた粘度の高い感情がアニメーションという表現を介して野に放たれる。
もちろんその言葉の強さは必要不可欠だが,最後まで聞き届けることができるのは紛れもなくアニメーションのチカラだ。
私が年甲斐もなく共感できたのも まさしくアニメーションのなせる業なのだ。

樋口 真嗣

» ヨビとアマリ (トレーラー)

ヨビとアマリ (トレーラー) 比留間 未桜

審査コメント

タイトルの響きから、どのような作品か楽しみにしながら拝見しました。
今まで数々の作品を制作されていますが、その積み重ねの結果、この作品は今までとは段違いに、物語もキャラクターや色彩、動きなどにもしっかりとした個性を感じさせる太い芯の通った作品になったと感じます。
今後益々の活躍に期待しています。

細川 晋

» 劇場版バナナの皮で滑って転ぶうさぎ

劇場版バナナの皮で滑って転ぶうさぎ 長坂 康平

審査コメント

うさぎはほぼ毎度バナナで転ぶが、卓越したユーモア、作画、音楽などにより引き込まれていく。好きな娘の前でも転ぶが、にわとりや寄り添ってくれる仲間、手を差し伸べる彼女。優しい世界観にほっこりする!最後を飾るうさぎと仲間たちのバンド演奏がエモい。いつまでも見ていたい作品世界に自分も寄り添っていたくなる。

高山 晃

» 私の横たわる内臓 (トレーラー)

私の横たわる内臓 (トレーラー) 副島 しのぶ

審査コメント

生物は死にゆき、無生物は生かされ、共存する世界。
カメラは目の前に在る素材を写し、目に観え無いアニミズムも映し出す。
内臓は体内なのか外界なのか?
植物も動物も人間の一部となり、私達も内臓から産まれる。
自己と他者が入れ子構造で循環し、映像もループする。
二律背反の命に畏怖と敬愛を感じる、魂を揺さぶる問題作!

白石 慶子

Youth Award

» PICTO

PICTO 蓬田 悠太

審査コメント

普段、見慣れているピクトグラムの小さな大冒険にハラハラドキドキさせられる作品です。自由と隣り合わせにある責任と自分のその場所での役割について、クオリティの高い3DCGで描かれており、非常に見応えのある作品になっています。

若見 ありさ

» 学校おいでよ!

学校おいでよ! ひがし 沙優

審査コメント

まだ観ぬお互いを想像し思いやる気持ち、温かさを感じる作品で、限られたシュチュエーションの中で繰り広げられる物語を上手く構成し、撮影と編集で魅せる手腕に技術の高さを感じました。アイデアと愛に溢れ、観る人を前向きな気持ちにしてくれる作品です。

若見 ありさ

» 御簾山

御簾山 大友 心晴

審査コメント

主人公が狐に騙されるという昔話のような物語でありながら、登場人物同士のしがらみや、妬み・哀れみが交差しながら予想外のラストへと着地しています。
また、絵のタッチも美しく線や影にも心を配ることによって、余白の美しさが際立つ作品になっています。

若見 ありさ

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