2022年3月1日
赤坂青山SDGsウィークTBSミツバチ教室をヘキサゴンビルにて開催
2022年2月23、26日の2日間、一日3回の授業に各回20名のお客様を集めて港区赤坂総合支所が行うSDGsイベントの一環としてコロナ対策万全で行いました


何故都会でミツバチが飼えるのか?
今現在TBSには巣箱6箱、約10万匹のセイヨウミツバチがいます。
今回ミツバチは越冬中のために会場には持ってくることができませんでしたが、標本で二ホンミツバチやオオスズメバチと共に見てもらいました。

今回の生徒さんたちは、未就学のお子さんをお持ちのご家族が中心でした。


ミツバチの管理10年目を迎えた高橋進さんがメイン講師です。
同時にミツバチたちを支えてきた地元赤坂のボランティアメンバーもアシスト。
去年TBSに発足したミツバチクラブメンバーも参加。
何故都会でミツバチが飼えるのか?
その答えは、農薬が撒かれていないこと。加えて、皆さんが思っている以上に都会には緑などの自然が残っていること。特に赤坂は住宅地の緑や街中の街路樹、皇居の緑といった豊かさがありミツバチにとってはとても住みやすい環境だということです。
フランスのオペラ座の屋上でミツバチが飼われていることをご存じですか?日本の日本橋三越デパートの屋上でもミツバチが飼われています。
ミツバチが花粉を運ぶことで果実がなります。ですから、この世の中にミツバチがいなければ私たちが食べる野菜のトマト、ナス、キュウリ、タマネギなども存在しないのです。
ところで、ミツバチの寿命はどれくらいでしょう?
ミツバチの生態をミツバチボードを使って説明します。

実はわずか40〜50日しか生きられません。
それに女王蜂、メス蜂、オス蜂の中で一番働くミツバチは何バチでしょうか?
実は働くミツバチは100パーセントメス蜂だけなのです。
生徒さんたちも声をそろえて「へーっ」と驚きます。
また、蜂の巣は六角形ですが、人間は蜂の巣の形を応用して様々なものを作り出しました。
生徒さんにこのある部品を見せます。「なんだと思いますか?」

「実は新幹線の床や扉に使われています。」
この答えに皆さん「へーっ」と更に驚かれます。
六角形は、軽くて丈夫で、振動に強いのです。
他に飛行機の翼の一部や、サッカーゴールのネットにも応用されています。
今回は、45分の講義のあとに蜜ろうを使ってのローソクを作りました。


わずか2~3分で出来上がり。
大人も子供も大喜びでした。年配の女性は「こんな楽しみはいつ以来かしら。」と。
皆さん上手に作ることができました。

越冬中のミツバチもいよいよ暖かくなる3月から活動開始。3/8朝のTV「THE TIME」にTBSミツバチが出演しました。これから沢山ミツバチ教室を開いていきます。ご期待下さい(笑)
文責 CSR推進部 戸崎 貴広