バックナンバー:バース・デイ

BACK NUMBER #601 2018.1.6 O.A.

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新春1時間スペシャル! 浅田真央×東山紀之
2017年4月、彼女は21年に渡る競技人生に幕を降ろした。あれから9か月。彼女との初めての対談が実現。そこには、あどけない少女ではなく、1人の大人の女性に成長した27歳の姿があった。そして、浅田真央が初めて明かした将来の夢。それは、引退した今だからこそ明かせる世界を相手に戦ってきた強さの秘密と意外な素顔とは?新春スペシャル企画。浅田真央、27歳の今に迫った。
2017年12月。引退後、プロスケーターになった浅田真央さんは、新横浜のスケートリンクで練習していた。リンクに立つ前、必ず行う柔軟運動。全身を入念にほぐしていく。その驚くべき体の柔らかさ。その後、控室へと案内してくれた。スケーターの命とも言うべきシューズについて聞いてみた。トップスケーターは1シーズンで3回程度シューズを変えるのが普通だが、彼女はなんと同じものを1シーズン通して履き続けるという。さらに、履き古したスケート用の靴下には大きな穴が。別の日、スタッフが取材した際にも穴を堂々と見せていた。なんと両方とも穴空き。使い込んだ靴下の方が、靴の中で滑りにくく、よいパフォーマンスにつながるというのだ。あの華麗な演技の裏には、こんな意外な一面があった。
引退から9か月。リンクに立つ前、自ら音楽をセット。かけたのは、お気に入りのJ-POP。ウォーミングアップの様子を見ていると、彼女が滑りながら始めたのはストレッチ。リンクの外で、あれほど入念に体をほぐしたにも関わらず、氷の上でも再度入念にストレッチを続けた。実はこの時、氷の状態も確認しているのだという。同じスケート場でも、日によって氷の状態は微妙に違う。固さやザラつき具合など、ストレッチをしながら見極める。そして、氷の状態を十分把握したところでスピンを開始。運動量を徐々に増やしていく。さらに円を描きながらの高速滑走。こうして約20分かけウォーミングアップを兼ねた基本練習が終了。これが現役の頃から変わらない彼女のルーティーンだという。その後、今練習中のプログラムにとりかかる。本番さながらに、1つ1つの振り付けに感情を込める。そしていよいよ、この日の練習の締めくくり、ダブルアクセル。軽々と決めた。こうして1時間、彼女の練習が終了した。

いよいよ対談がスタート。
【現在】
2005年のグランプリ・ファイナル。彼女は、初めてシニアの大会で優勝、世界の頂点に立った。引退後、プロスケーターになった彼女は、アイスショーに出演。さらに、様々なイベントやスケート教室での指導など多忙な日々を送っている。今の楽しみはその合間を縫って、現役時代にはあまり出来なかったプライベート旅行に出掛けること。そして今ハマっているのが舞台鑑賞。舞台を見ることで表現者として、刺激をもらっているという。そんな中、2017年にはフルマラソンにも挑戦。ずっと夢だったフルマラソン完走を目指し、3か月で、のべ400kmを走り込んだ。本番では初マラソンを4時間34分で見事走りきった。興味を持ったことは、とことん追求したい。27歳の今、そんな思いでいるという。
【結婚】
Q.現在27歳。気になる結婚感は?
A.いつかはしたい。しかし、アイスショーなどで自分が動ける時はスケートをしていたい。その後、30歳〜40歳までには…。スケート界しか知らないので、結婚したりお付き合いする方は、自分の知らないことを色々教えてくれる人だったり、いろんな経験をした方がいいなと思っている。
【日の丸】
Q.平昌五輪まであと1か月。2017年12月に行われた全日本選手権の結果を受け、フィギュアの代表選手も決定。これまで2度の五輪出場をはじめ、幾度となく日の丸を背負い戦ってきた真央さんの現在の心境とは?
A.日の丸と聞くとジーンと響くものがある。小さい頃から五輪は夢の舞台で、出場できる選手、出来ない選手が決まってしまうのは悲しいけれど、五輪のチケットを勝ち取った選手はベストなコンディションで100%の力を出して欲しい。
Q.今や伝説となった2014年ソチ五輪で見せたフリーの演技。金メダル最有力候補として挑んだ彼女だったが、前日のショートプログラムで、まさかの16位。メダルは絶望的に。しかし、翌日のフリーで、彼女は伝説を作る。絶望の淵に立たされてから、わずか21時間。彼女はいかにして自分を奮い立たせあの名演技をなし遂げたのか?
A.ソチ五輪のショートが終わってから心が折れてしまった。今まで試合に出た中でその夜は一番眠れなくて、次の日になっても、その心はまだ戻っていなかった。でも、朝の練習を終えて、一度選手村に戻って、メイクを始めたら『やるしかない』って思った。
【ライバル】
Q.永遠のライバル、キム・ヨナを浅田真央はどう思っていたのか?
A.15歳の頃からライバルで注目してもらっていたので、その時は負けたくないと思ってた。でも20代になってからは、キム・ヨナ選手がいるから頑張ろうって思った。
あと、私にとっては、ずっと姉とライバルでやってきたので1番のライバルは姉かもしれない。
【夢】
Q.27歳となった現在の夢とは?
A.将来、色々やりたいことがあって、その順番をどうしようかなと思っている。自分がコーチとして立っている姿を想像すると、そういうのもいいなと思う。

今回、浅田真央の様々な一面を知ることができた。競技生活を離れた彼女がこれからどんな人生を歩んでいくのか?その弾ける笑顔をいつまでも。
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