あさプラ

2016年01月26日歴史ある温泉と文学の街・愛媛県松山女子旅

毎週お届けしている女子旅企画。
今回は歴史ある温泉と文学の街、愛媛県松山市。
夏目漱石や正岡子規、数々の文豪にゆかりのある街を番組ディレクターが旅してきました

(写真)

◯道後温泉本館
(所在地)愛媛県松山市道後湯之町6-8
4つの入浴コースから楽しめる道後温泉本館。
無料で夏目漱石ゆかりの「坊っちゃんの間」と展示室の見学も可能。
2階席や3階席をご利用いただくと、お茶菓子や浴衣の貸し出しといった
おもてなしを受けられます。

◯坊っちゃん列車
現在、松山市内(松山市駅・古町・道後温泉駅 等)を走り観光客の目を楽しませている
「坊っちゃん列車」
伊予鉄道開業から間も無い頃(明治21年)から67年間にわたり活躍した蒸気機関車が
モデルとなりました。当時は黒煙をもくもくと出しながら、
最大で18台で地域と地域を結び、松山市民の足として活躍しました。
「坊っちゃん列車」という呼び方は、夏目漱石の小説「坊っちゃん」で
登場人物が利用したことから、タイトルに「列車」が付き、
そのまま人々に親しまれるようになったことによるものです。

◯つぼや菓子舗
(所在地)愛媛県松山市道後湯之町14-23
(営業時間)9:30〜18:00、20:00〜21:30
(定休日)火曜日 ※祭日の場合は翌日
松山土産として、多くのメーカーが製造している「坊ちゃん団子」は、
当店二代目が考案したもので、
「元祖」とついているのは、つぼや菓子舗の坊ちゃん団子。
夏目漱石の食べた湯晒団子は、限定数のみです。

◯三津の渡し
(運行時間)7:00〜19:00 年中無休 ※荒天などにより、運休する場合があり
(交通機関)伊予鉄港山駅から徒歩2分、伊予鉄三津駅から徒歩15分

この渡し舟は市道高浜2号線の一部として、
松山港内港地区の三津と港山の間約80mを結ぶ市営渡船で、
年中無休・無料で年間約4万人の方が利用しています。
起源は室町時代にまでさかのぼり、港山側にあった港山城への物資輸送や
三津浜側にあった洲崎の浜に毎朝食料を調達するため利用したのがはじまりであり、
また、江戸時代の俳人小林一茶も句会に参加するため乗船したと言われています。
生活の足として地域住民に愛されるとともに、
観光スポットとして松山を訪れた方々にも港町の風情を楽しんでいただいています。
自転車の乗船もできます。

◯鯛メシ専門 鯛や
(所在地)愛媛県松山市三津1丁目3−21
三津浜にある鯛メシ専門店です。
メニューは1つだけ、1日30食限定の「鯛メシ膳」(2,100円)。予約が必要です。
ひじきの煮物は、上に赤い梅干しをのせています。
なんでも三津浜では昔、梅干しとひじきを一緒に煮ていたそうです。
現在は梅干しを苦手とする人もいるということなので、のせるだけにしているとのこと。

◯三津浜焼き 日の出
(所在地)愛媛県松山市三杉町11-8
三津浜焼きとは、戦前の水に溶いた小麦粉を鉄板で焼きねぎなどをのせて焼いた
簡単なおやつとも言える、お好み焼きの原点と言ってもよいかも知れません。
人によると、広島風よりも歴史が古いとか…そんな三津浜のソウルフード。

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