ベザリウス家の次期当主・オズ=ベザリウスは15歳の成人の儀を行なうため、“成人の儀の屋敷”に滞在していた。 従者のギルバートや妹のエイダとともに屋敷内を探検していたオズは、どこからか聴こえてきたオルゴールの音に導かれ、中庭の地下空間を発見する。 そこには墓標の様な石碑とオルゴールつきの古い懐中時計が置かれていた。 その懐中時計を手にした瞬間、オズの意識は奇怪な異空間へと飛ばされてしまう――