まちカドまぞく 2丁目

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TBS・BS11にて2022年4月7日（木）から順次放送がスタートするTVアニメ『まちカドまぞく 2丁目』の先行上映会が、3月12日（土）に新宿バルト9にて開催されました。上映後のトークショーに登壇したのは、吉田優子役の小原好美さん、千代田桃役の鬼頭明里さん、リリス役の髙橋ミナミさん、陽夏木ミカン役の高柳知葉さん。14時50分の回の模様をレポートします。

第1話の上映が終わり、司会を務めるTBSの宇内梨沙アナウンサーが4人を呼び込むと、それぞれがキャラクターをイメージした色の服を着て登場。『まちカドまぞく』への愛が伝わってくる。

そして、シアターを埋め尽くした約400人のファンへ、小原さんが「楽しんでいただけましたか？」と尋ねると、満足度の高さを物語る大きな拍手が。その反応に「私としてもシャミ子としても何よりです。これからいい意味で激しく盛り上がっていくので、楽しんでいただきたいなと思います」と嬉しそうに話すと、鬼頭さんも「ずっと楽しみにしていたので、ようやく皆さんに見ていただけて、とっても嬉しいです」と顔をほころばせていた。

第1期の放送から約2年半ぶりとなる『まちカドまぞく 2丁目』。ただ、4人にとっては時間が空いた感覚もそんなになかったようで、髙橋さんは「放送がない間も、ずっと何かしらの情報を目にしていたので、久しぶりの感じはしなかったです。しかも1期の最後のすぐあとだよっていう感じで第2期が始まったので、皆さんも、“帰ってきたな”という感じで見ていただけたんじゃないかな」と語る。それについて「一昨日まで放送していたかな？ぐらいの感じで、スッと戻れました」と言う高柳さんは、演じているミカンが、第1期の先行上映会ではまだ登場していなかったこともあって、「今回はちゃんと登場している出演者として登壇できました（笑）」と喜んでいた。

そしてトークは、アフレコや演技についての話題に。ご時世的に、数人ずつに分けてのグループ収録になっているものの、4人は基本的には一緒に収録をすることが多かったのだそう。第1期の頃からセリフの分量が多いことでも知られていた『まちカドまぞく』だが、「リハVを見てひとりで練習しているときは入らないのに、現場でみんなの声を聞きながらアフレコをするとなぜか収まってしまう」という、この作品ならではの不思議な現象があると、4人で盛り上がっていた。

また、キャラクター同士の阿吽の呼吸、特にシャミ子と桃の掛け合いの素晴らしさを宇内アナウンサーが語ると、それについて小原さんが「台本や画面を見ながらやるので顔を見合わせることはないですけど、（鬼頭さんが）隣にいることでホッとする感じがあって。ありがとうと思いながら収録できています」と話す。第２期も変わらず、シャミ子と桃のやり取りは見どころのひとつと言えるだろう。

さらに、細部までこだわって収録しているアフレコの思い出として、第1話の収録現場に来ていた原作の伊藤いづも先生が、アドリブで歌うことになっていたシーンを、実際に歌って指導してくれたというほっこりするエピソードを、小原さんと鬼頭さんが楽しそうに披露するなど、話が止まらないという様子だった。

トークショーの後半は、プレゼント抽選会とOP＆EDテーマなどの最新情報が公開された。グッズ情報で登場した実物大の「ごせん像貯金箱」を手にした髙橋さんは、「めちゃくちゃリアルですね」と、その完成度の高さに驚いていた。また、shami momo（吉田優子・千代田桃）が歌うOPテーマ「ときめきランデヴー」に関しては、「1期のオープニングがオシャレすぎて、これを超える曲はできるのか？と思っていたら、めっちゃオシャレな曲があがってきました！」と興奮気味の鬼頭さん。この曲は2人でハモる感じになっているそうで、小原さんも「エモいです。2人でないと歌えない曲なので楽しみにしてください」とアピールしていた。