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SPECIAL

2024.4.15

第2話終了後 キャストインタビュー
M・A・O(リヴィア・ド・ウーディス役)

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ーー『変人のサラダボウル』という作品の印象からお聞かせください。

M・A・O:個性が強いキャラクターが多い印象がありました。実際に掛け合いを見ていても、セリフのテンポが気持ち良かったですね。サラちゃん(CV.矢野妃菜喜)が盛り上がったあとに、惣助さん(CV.古川 慎)がちょっと冷めた感じでツッコミを入れたり。アフレコで皆さんのセリフを聞いていると、ひとりで台本を読んでいるときより、さらに面白く感じました(笑)。

ーー会話がすでに面白いんですよね。リヴィアは、皇女サラの側近を務める異世界の女騎士ということですが、テープオーディションの思い出はありますか?

M・A・O:騎士というより、どちらかというと武士のような格好良さを感じていましたが、オーディション原稿から、ヒモらしさがあるシーンも多かったので、「あれ?」と思うところはありました。振り幅が広くギャップが魅力的なキャラクターです(笑)。

ーー結構言葉遣いも独特ですよね?

M・A・O:鈴木殿、惣助殿、姫様という呼び方や、語尾の「〜〜なのです」、一人称が“某”(それがし)というところなど、武士のような話し方なので、会話テンポが速いと噛まないか心配になりますね。「望愛殿の」とか、“の”が続いたりすると気合が入ります(笑)。

ーーテープオーディションのあとのアフレコでは、何かディレクションはありましたか?

M・A・O:「リヴィアは武士道をちゃんと持っている人なので、そこを忘れないように」というディレクションをいただきました。第2話のサブタイトルのひとつに「ホームレス女騎士」とありましたが、精神的には武士に近いのかなと思いながら演じさせていただきました。

ーー第1話でホームレスの才能があるとされていたリヴィアですが、第2話でもいろいろありましたね。

M・A・O:第1〜2話で、ホームレスの鈴木殿にはとてもお世話になりました。リヴィアちゃんの真っ直ぐなところを見て、鈴木殿も前へ進んでみようと思ってもらえたので、本当に良かったなと感じました。

ーー鈴木は、実は鈴切章という小説家で、再起することになったんですよね。ただリヴィアは真っ直ぐすぎて、騙され続けているという……。

M・A・O:タケオ殿に勧められて働き出したお店で、まさかの初日にガサ入れが(笑)。ただ、そんなピンチでも、すぐに逃げられるのが、やはりリヴィアちゃんのすごいところだなと思います。

ーービルの5階から飛び降りて行きましたからね。

M・A・O:「プリケツ殿、お世話になりました」と、お礼も忘れないところが素敵です。その後、鈴木殿からの情報で探偵事務所へ捜索依頼に行ったら、探していた姫様と再会できたので、そのまま探偵事務所で働かせてもらうことになりますが、結局は惣助殿にクビにされてしまうという……。

ここで、仕事ぶりを振り返る回想シーンのアドリブが面白かったです。ト書きの「カンシャクを起こして腕を振り上げて、キーボード部分を破壊する」ところは最高でした(笑)。

ーー手伝わないほうが、むしろ良かったんじゃないですかね……。

M・A・O:「お世話になるからには、力になりたい」と頑張りますが、方向をちょっと間違えてしまうみたいですね。

ーーM・A・Oさんは、再会シーンでのサラの「流れ的に死んだと思っておったのじゃが、なんか生きておった」発言をどう思いましたか?

M・A・O:第1話のあの別れ方なら、そう言われても仕方がないと思いました(笑)。リヴィアちゃんからすると、討ち取られていると思われていたことが、ちょっとショックだったかもしれませんね。

ーー涙を流すほど再会を喜んでいたのに、サラは軽かったですしね。

M・A・O:ふたりの温度差が笑いを生んでいたと思います(笑)。

ーーちなみに、その第1話のアバンの「しまった!バレた!!」は、矢野さんや古川さんからも好評でした。もうそこから、リヴィアは天然なんだとわかりました。

M・A・O:そうですね。そこですでに片鱗を見せていたので、今後のリヴィアちゃんの動向も、この第2話でわかっていただけるかなと思います(笑)。

ーーM・A・Oさんが、この作品で気になっているキャラクターは誰ですか?

M・A・O:姫様はもちろん、それ以外でいうと、このあともちょこちょこ現れるタケオ殿ですかね(笑)。突然ふらっと現れて、リヴィアちゃんを言いくるめてしまうところが面白いなと思っています。

ーーでは最後に、第3話以降の見どころを教えてください。

M・A・O:一難去ってまた一難という感じで、今度はリヴィアちゃんが怪しげなカルト宗教団体に勧誘されてしまいます(笑)。果たして新たなジョブチェンジはあるのか、ぜひ注目していただきたいです!

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