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熱帯の鳥を象徴する華麗で光沢のある美しい羽を金剛石(ダイヤモンド)になぞらえて、コンゴウインコと呼ばれています。大きい種では頭から尾の先までの全長が1mにもなる世界最大のインコ類で、17種が知られ、アマゾンを中心として中南米に分布しており、アマゾン川流域が発祥の地といわれています。大きな嘴はヤシの堅い実を噛み砕くことができ、その他様々な木の実、種子、果実類や木の芽などを食べます。他のインコ類と同じように、つがいを核とした群れ生活を営み、時には100羽以上の壮観な群れをつくって、ねぐらと採食場を移動します。高木の地上15〜20mの高さにある樹洞に営巣し、つがいで子育てをします。飼育下では90歳くらいまで生きるほどの長生きで、飼い鳥としても好まれ、ペット用のヒナの採集や熱帯雨林の減少のために絶滅が危惧される種も多くあります。
※ベニコンゴウインコは剥製展示となります。
※ルリコンゴウインコは剥製展示となります。