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南米固有の哺乳類、多様化の中心地としてのアマゾン

地上生活をする哺乳類にとって、南米大陸は、独特の特徴を備えたグループが多様化することができた舞台でした。その典型的なものはナマケモノ、アリクイ、アルマジロを含む異節類と呼ばれるグループです。これらは共通して骨格に同じような特徴を持っており、一部が北米大陸に進出しただけで、ほとんどの種は南米に限られた分布をしています。サルや、げっ歯類の中にも、南米独自の形態的特徴を有するグループが分化しています。これらは南米大陸が独立したころに、アフリカ大陸から渡来して多様化したと考えられています。多くの種は樹上性であることから、アマゾン地域の熱帯雨林が多様化の中心地だったのでしょう。

※ノドチャミユビナマケモノは剥製展示となります。
※ミナミコアリクイは剥製展示となります。

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