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インタビュー

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10榮倉奈々さん

クランクアップ翌日、ショートカット姿でインタビュー現場に現れた榮倉さん。希美を演じきった達成感からか、いつも以上に素敵な笑顔いっぱいの、最終回直前インタビューをお届けします。

まずはクランクアップお疲れさまでした!終わってみて、今の率直なお気持ちはいかがですか?

お疲れさまでした!ただ、まだ完全に終わった気がしないんですよね。でもちゃんと区切りをつけたくて髪を切ったんですけど、それでも抜けきれない感じは正直あります。また明日からロケ始まりそう(笑)。それぐらい現場は自分の中に馴染んでいましたね。

一人の女性の15年間を演じて、大変だったことなどは…?

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高校生の頃は楽しい時は楽しい、辛い時は辛い、と表現をストレートに出せばよかったんですが、希美ちゃんの場合は年齢を重ねるにつれ人との距離感がどんどん開いていると思ったので、本当の気持ちが見えないように、でも(見る側には)見えなきゃいけないとか、細かく気をつけたところは色々ありましたね。

演じわけされたんですね。

たとえば話すスピードだったり、すごく細かいところでやるしかなかったんですけどね。それからメイクと衣装はすごく大きかったです。それはみんなで作っていったと思っています。

公式サイトの“ファンメッセージ”も、話が進むにつれ反響も増えていってます。みなさんぴったりのキャスティングという書き込みも多く反響がすごいですよ。

ありがとうございます!
塚原監督も昨日のクランクアップでおっしゃってましたけど、人と人とがぶつかって起こった化学反応、じゃないですけど、それがすべていいようにいくのはなかなか難しいものなんですよね。でも今回それがとてもスムーズに行った現場でした。

榮倉さんが好きなシーン、印象深いシーンはどこですか?

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見ていて好きなのは安藤と西崎とのシーンですね。そこに希美が入っているのも好きだし、すごく楽しい。野バラ荘のシーンは希美ちゃんの楽しい思い出が一番深く残っているからかな。あとは織本さん(管理人の野原さん)とのシーンもすごく好きですね。

織本さんとのシーンといえば第6話で、「苦労は忘れるのが一番」と頭を撫でられた時の涙は自然と出たものなのでしょうか?

不思議なんですけど、監督と話すときに「ここの場面はこういう風に…」と細かく話さなくても、意思疎通ができている感じが最初からあったんです。毎回自分が思った感情をちゃんと切り取ってくれていますし。
ですから、そのシーンの前にも細かい話はしていないんですけど、「希美ちゃんが開放されるシーンだよ」と監督がポツンと一言言ってくれたので、そこで背中を押された感じはありましたね。

共演者のみなさんについて

ほんっとうに楽しかったし、みんな優しくて個性的でしたね。私は役的にもそうなんですが、ずっと現場にいて見てきたんですけれど、成瀬君が入ってきたら現場が成瀬君の空気になるし、安藤のときは安藤の空気になるし、西崎さんの時には西崎さんになるし…それがすごく面白かった。みんなしっかりしているし、色々考えてきているし、とても安心感がありました。

最終回の台本を読んだ印象

見ている方には少し安心してもらえるラストだと思います。
もちろん寿命は長いほうがいいけれど、でも希美ちゃんの人生の中で、大切なものと出会えたということはすごく大きなテーマだったと思うし、それがちゃんと描かれているからすごいなと思いました。希美ちゃんはやっぱり強いなとも思いましたけどね。

最終回を楽しみにしてくださっている皆様に、メッセージをお願いします

それぞれの登場人物の未来を、見ている人がそれぞれ想像できるような終わりになっていると思います。そこに生きている人として、応援したくなるような奥行きのある最終回になっていますので、それを楽しんでもらえたら嬉しいです。

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