CONVERSATION(鼎談)

日曜劇場『IQ246〜華麗なる事件簿〜』日曜日よる9時から

CONVERSATION

織田裕二×土屋太鳳×ディーン・フジオカ※この鼎談は、クランクイン直前に行いました。

『IQ246』に出演オファーを受けたときの率直なお気持ちをお聞かせください。

写真 織田裕二さん(以下、織田):「“暇だ、暇だ”と言うのが口癖なんてどうでしょう?」と言われたのがすごく印象に残っています。しかも、謎解きだと。僕自身、ミステリー作品はたくさん見てきましたが、自分ではあまりやったことがないので、そう来たか!と。
そして、面白いなと思ったのは“謎解き”なのに、探偵でもなく刑事でもなく、ただの“暇つぶし”だということ。さらにその上に乗っかってきた設定がIQが246!IQ246って聞いたことないので調べてみたら、ギネス記録保持者よりも高く、ため息がでました(笑)。台本を読んで素直に面白いなーと思ったのですが、え?待てよ、と。僕のIQでこのセリフ量が覚えられるんだろうかと(笑)。これが単発ドラマだったらいいのですが、連続ドラマだと思うと、胃が痛いです(笑)

土屋太鳳(以下、土屋):お話をいただいたとき、出演者の方々のお名前を聞いてすごく緊張しました。これから、織田さん・ディーンさん・中谷さん・キャストの皆さんの背中を追って和藤奏子として走っていきたいと思います。あとは、“いつかは刑事を演じたい”という憧れがあったので、こんなにも早くしかも日曜劇場という素敵な時間帯でやらせていただける事になり、すごく嬉しかったです。 奏子に関してはイマドキの女子というか……私自身共感できる部分は多いです。普段は沙羅駆さんに突っ込まれたり突っ込んだりとコミカルなシーンが続くのですが、その中でも“警察官”という職業を選んだ奏子の中にある“芯”を、演じながら探っていけたらいいなと思っています。

ディーン・フジオカさん(以下、ディーン):僕が最初に見たテレビドラマが『東京ラブストーリー』(1991年フジテレビ系)だったので、自分にとって“大人の世界の男性”という存在は織田さんなんです。子供の時は僕が一方的に見ていたのですが、テレビをつけたら常に織田さんがいるという中で育って、こうやって織田さんと共演できるということはとても楽しみでしたし、緊張しますし、すごく光栄です。ジャパニーズレジェンドに会えた!みたいな(笑)
織田:死にました?、僕(笑)
ディーン:いやいや、生きてますよ!
織田:生きてる(笑)
ディーン:リビングレジェンド(living legend)です、はい(照)
織田:ハードルが上がりました(笑)
ディーン:(笑)

それぞれの印象をお聞かせください。

織田:ディーンさんのことは、失礼ながらあまり存じ上げず……今日話していたら、「本は英語で読んでいます」っていうから、英語で読んでいるの?と驚きまして。
ディーン:(照)
織田:しかも、暇な時間にはボクシングをされているとか。文武両道とはまさにディーンさんのこと。これから頼りになるなと。じゃあ、現場で甘えようと思いました(笑)
ディーン:いやいや(笑)
織田:土屋太鳳さんはコマーシャルでご一緒しているのですが、お芝居で共演するのは初めてです。僕の演じる法門寺沙羅駆は結構辛らつなキャラクターなので、彼女のこともパンパン責めなければならないのですが、“こんなにか弱そうな子を責めてしまって大丈夫かな?”と心配していまいた。しかし、スポット撮影や顔合わせなどで何日かお会いして、とっても気持ちのいい子だなと思いましたし、芯がしっかりとしていると感じたので、泣かない程度に責めようと思います(笑)。また、奏子が沙羅駆に突っ込み返してくれることでより面白くなると思うので、それはどういう風なコラボレーションというか、やり取りができるのかが楽しみですね。……コラボレーションで使い方、合っていますか?(笑)
ディーン:はい。
織田:つい、出たんですけど、合ってたかな〜?と(笑)
ディーン:大丈夫です(笑)
織田:(照)

土屋:織田さんとディーンさんの印象は……
スタッフ:すごく2人を見てる(笑)
織田:(照)
ディーン:(笑)
土屋:織田さんはスポーツ番組でMCというかナレーター?
織田:キャスター!
土屋:キャスター!(照)
織田:ナレーションになっちゃった(笑)
ディーン:(笑)
土屋:すみません(照)。キャスター姿やドラマを拝見していたので、パワーのすごい“赤い炎”。
織田:ありがとうございます。
土屋:ディーンさんは“青い炎”という感じがします。どのような執事を演じられるのかすごくワクワクしています。
ディーン:ありがとうございます。

沙羅駆は個性的な役柄ですが、役作りのプランをお聞かせください。

写真 織田:いやー、困りました。セリフを言っていくと、誰かに似てしまう気がして。こういったミステリーでちょっと人並み外れたように話す人物って色んな人が演じているんです。絶対に似ないようにするか、むしろ全部飲み込んでしまうか、悩んでおります。

どちらの可能性が高そうですか?

織田:この作品には脚本家が3人いるのですが、それぞれの持ち味があって、ちょっとずつ違うんです。だとすると、沙羅駆という人物を完璧に固めてしまうよりは、飲み込んだ方がいいのかなと。それくらい自由度をつけて広げておいたほうがいいのかな?と思っています。ということは、“飲み込んでしまう”ということになるのかな。僕は真似をしている気はないので、実際に演じてみないと分からないですが……。

これまでにない役作りの苦労が?

織田:そうですね……。沙羅駆に関してはセリフ量がとても多いので、限られた時間でどうやって覚えるかが大きな壁です。そのあと“どのような話し方や言い回しをするのか”を考える作業が増えれば増えるほど、この作品は面白くなると思うので。視聴者のみなさんにどうすれば楽しんでもらえるか、話し合いながら作っていければと思っています。 今回、監督・プロデューサー・脚本家の方も含め、初めてお仕事する方が多いのですが、既に出会えてよかった!と思えるチームなんです。共演者のみなさんも頼りになる方ばかりなので、実際に演じてみて生まれる事が多いんだろうなと思っていますし、僕自身ついていけるようにがんばります。

今までにない新しい自分を引き出してもらえそうですか?

織田:そうですね。ワクワクするというか、自分でもこの山を上手く乗り越えられたら、新しい景色がありそうだと感じています。乗り越えられなかった場合は分かりませんが……がんばります(笑)

和藤奏子は惚れっぽい女の子とうかがいましたが……

写真 土屋:惚れっぽい…うーん。
織田:惚れっぽいの?
ディーン:そういう設定なんですよね?
土屋:はい。見た目から入るタイプ、だそうです(笑)。惚れっぽいというのは異性に関してということではなく、見ていた映画でカッコイイと思ったら、それと同じポーズで拳銃を構えてしまうような女の子と聞いています。まだ演じていないので、どういう風に惚れっぽく演じるか……監督さんと相談しながら演じたいと思います。
織田さんもディーンさんもすごく素敵なので、毎回ときめきながら撮影していきたいなと思っています。答えになっていますか?(笑)
織田:笑(拍手)
ディーン:笑(拍手)
土屋:恥ずかしい……(照)

賢正を演じる上でのプランはありますか?

写真 ディーン:織田さん演じる“若様”にお仕えすることが、僕の演じる賢正の使命だと思っているので、あとのことは現場で考えようかと(笑)
織田:よろしくお願いします。
ディーン:若様がやらない、汚いお仕事をお手伝いしたいなと……
織田:汚い仕事?(笑)
ディーン:身体を使った肉体労働の部分は賢正の担当なので、そこをちゃんと全うできるように身体を作り、アクションもダイナミックに見せられるように準備をしておこうと思っています。

激しいアクションシーンが?

ディーン:まだアクションディレクターとのリハーサルを行っていないので、どうなるかは分かりません。ただ、“僕はどんな事でも若様のためなら身体を張ってやるつもりです”と伝えてあるので出来る限りのことはしたいと思っています。
織田:(拍手)
ディーン:悪いやつらをこらしめてきます(笑)

執事・賢正という人物に関してはどのように感じていますか?

ディーン:今回初めて執事役をやらせていただくのですが、賢正という人物は自分で選んで執事になったと考えています。もちろん、代々続く法門寺家の執事である家柄の生まれですが、家柄だからと自動的に執事になったのではなく、紆余曲折を経て、自分の人生を若様に懸け仕えるために、自分の意思で決めたということがキーポイントなのかなと。執事としての日常の作業や立ち振る舞いなどの所作に関してはご指導いただきながらフォローしたいと思っていますが、賢正という人物の根底にある“若様のために”という気持ちを表現できればと思います。一生懸命、若様に仕えます。

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